1955-05-16 第22回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
ふん縛つて、遠慮会釈もなく豚箱へほうり込んでおいて、そうしてあなた方だけは自由なからだで何の不便も考えていない。こういうようなやり方は、この不逮捕を原則とするものではないじゃないですか。そういう点では現在実際に行われている面からどういうお考えを持っておられるか。非常に私はこの点について疑問を持つのです。
ふん縛つて、遠慮会釈もなく豚箱へほうり込んでおいて、そうしてあなた方だけは自由なからだで何の不便も考えていない。こういうようなやり方は、この不逮捕を原則とするものではないじゃないですか。そういう点では現在実際に行われている面からどういうお考えを持っておられるか。非常に私はこの点について疑問を持つのです。
これに対して、現在の警察あるいは検察庁として、よほどしつかりしてやつてもらわないと——しつかりというのは、悪い意味でなくて、ふん縛らなくてもいいものをふん縛つて、非常に迷惑をかける危險性があると思う。りくつの上では岡原さんのおつしやる通り、きわめて判然としておるが、実際問題としてわれわれ経験をしておるところでは、罪のない人間が警察へほうり込まれておるということが、よくあるのです。
具体的に言えば積極的にはもう少し給與の面を上げで貰わなければならんということなり、又はそれは余り好ましいことではないが、法規的に改正して貰つて行けないようにふん縛つて行くとか、そういうようなことを考えているか、その三つの点をちよつとお尋ねいたします。
そうして軍閥があるとかないとか、あるいはいろいろそういう問題をめぐつて若干そこで討論されて、結局なまいきだというので、今度はこのくらいのことではためだというので、なわでふん縛つて、がんじがらめにして、さらにこん棒をもつてぶんなぐつたわけです。
労働組合が争議をやるのに国の法律でふん縛つて、監獄に入れる法律がどこにあるかと言つたところが、ばかを言うな、今度公共企業体労働関係法ができるが、それにはそういうことがないように日本の政府では計画されているのだということを当時言つておりました。そういうことから考えましても、あの法律にそむいて争議をやる場合には、首を切られるという覚悟をすればやつてもいい。