2010-04-14 第174回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第5号
やはり日米同盟のこの地域安定化作用、それから日米同盟が、まあ最近はこういう議論も弱まっておりますけど、いわゆる瓶のふた論で、日本の軍事力の強化の抑制要因になっているという判断は依然としてありますので、日米同盟が解体することは望んでないです。
やはり日米同盟のこの地域安定化作用、それから日米同盟が、まあ最近はこういう議論も弱まっておりますけど、いわゆる瓶のふた論で、日本の軍事力の強化の抑制要因になっているという判断は依然としてありますので、日米同盟が解体することは望んでないです。
だとするならば、抑止力として、要するに、そこにいて、中国に対してかもしれないし、あるいは周辺諸国からすれば、アメリカの日本に対するコミットメントによって日本を抑えるといういわゆる瓶のふた論としての存在の嘉手納があるわけで、その抑止力が続いている間に違う形での平和的な交渉の構築をしていくことができれば、将来的には特に沖縄の基地をなくしていくことができるのではないかと自分は考えております。
一つは、日本が在日米軍再編によりますます抑止力が高まり、中国にとって軍事的ないわゆるプレッシャーとなるのではないかというふうなことも聞かれますが、逆に、二つ目の観点というのは、アメリカ軍と一緒に行動するのであれば、その範囲でおりましたら中国は安心であるというふうな二つの側面、いわゆる瓶のふた論でございますが、こういう側面がある。
つまり、瓶のふた論ですね。これはアメリカの人が言い出したことですが、中国もかなりこういう考え方をしておりまして、そういう意味からも日米安保体制というのを全否定はなかなかできないということがございます。
瓶のふた論というのは、中国もこれはあれしていますので、日米同盟が瓶のふたとして日本のその軍事的な膨張を抑止する有力なメカニズムだということでは考えていますので、今のところはあれだと。 問題は、台湾に紛争が起こったときというところですね。
つまり、瓶のふた論ということが言われているわけですが、それと、この日本の憲法では、これは建前ということになりますが、憲法の前文を見ますと、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」というこの文言は何を意味するかというと、日本の安全保障、これを国連軍にゆだねるという発想であります。しかし、国連軍は存在しません。
瓶のふた論とか、いろいろな議論があります。しかし、私どもは、憲法の範囲内で、日本として国際的な責務というものをどうやって果たすかということを最大限に考えていく責任があるのだろうというふうに、私は考えております。
あるいは、その反対に、そういうことになれば、瓶のふた論ではありませんが、どこまでいくのかわからぬねということもあるでしょう。 同時に、アジアの中で、かつての大戦の経験も踏まえて申し上げれば、私は日本は侵略国家にならないと思っていますし、私たちは、日本の国会議員で、国民で、よほどの変わった人でない限り、日本は侵略国家になってもう一回アジアに出ようなんてことを思っている人はいないと思うんですね。
○前原委員 瓶のふた論という話をされましたけれども、私は、残念ながら、そういう議論はかなり色あせてきているんだろうと思うんです。これは、日本の経済がかなり長期不況の中で、脅威の対象に値しないと見られている部分もあるわけですね。
これは、果たして瓶のふた論が妥当するかどうかは別にして、日本の軍事力がアメリカの統制下にある限りにおいて、日本の軍事的脅威というものが中国には当たらないという考え方を少なくとも今の中国の執行部は持っているからだと思います。
これは、よく日本に対する瓶のふた論というのがあって、アジアの期待を背負って日本に軍国主義の復活を抑えるためにアメリカの陸軍の兵力が駐留しているんだという説明が米国の秘密会議等々で議論されているというようなことも伝わってきております。
それは、在日米軍が日本の軍事大国化を防ぐ役割を果たしているという、いわゆる瓶のふた論というものを総理が認められたと。「在日米軍、周辺諸国の不安抑える」、こういう見出しで、あわせて同時に、瓶のふた論首相認める、こういうふうな見出しでありました。 私は、これは何らかの勘違いというか、総理は当然反論されると思います。
最後に、私は別に瓶のふた論にこだわるわけじゃありませんけれども、私は、日本が持つパワーというのは、ハードパワーとソフトパワーと、もちろん両方あると思うのです。
次に、森総理は、最近のコーエン・アメリカ国防長官との会談で、いわゆる在日米軍の瓶のふた論を認める発言をされたと伝えられています。それは、アジア諸国は日本が再び軍事大国になると懸念を持っている、だから在日米軍は周辺諸国にとって日本の軍事大国化を抑える安心材料になる、こう総理が言われたというのです。
いわゆる瓶のふた論と沖縄の米軍施設・区域の問題との関連についてお尋ねがありましたが、既に申し上げましたとおり、私は、在日米軍の存在に関連し、いわゆる瓶のふたの役割については言及いたしておりません。 我が国の平和と安全のため、沖縄県民の方々にさまざまな御負担をおかけしていることは私たちも十分認識しております。
中国では、御指摘あるいは御案内のように、日本の軍事力が強化されるということに対する懸念、不安、警戒感というのが非常にございまして、これを封じ込める、いわゆる瓶のふた論で日米安保体制を考えているところがあります。しかし、これが余りに強化されて緊密になってくると、今度は、先ほどお話ししましたけれども共同覇権に対する懸念というのが出てくるわけですね。
冷戦崩壊後ですら、いわゆる日本に対する瓶のふた論もあって、アメリカのアジア太平洋における軍事的プレゼンスというものを是認していた。しかしながら、最近随分調子が変わってきて、特にあの例の共同宣言あたりから、日米というのは朝鮮半島情勢の先にどうしても中国をにらんでいるんじゃないかという論調がいろんなところから出てくるようになったわけであります。
もとより、その中の一部に委員今おっしゃったようないわゆる瓶のふた論みたいなことをおっしゃる方もおいでになりますけれども、基本的にはこの日米の安全保障に関する枠組みというのが地域全体の安定に大きく貢献するという認識を持っていただいていると思っております。
この答弁は、在日米軍の存在が日本の抑制に役立っているといういわゆる瓶のふた論を意味しているのでしょうか。そうでないとすると、単に米軍が存在するというだけではなく、いざというときにその米軍が機能するという最終的な期待がなければ、アジア太平洋諸国にとって安心感を与えることにはなりません。
ただ、一つだけ同調できましたのは、いわゆる瓶のふた論です。瓶のふた論は日本に対する不信のあらわれだからいけないとおっしゃったのは、私はそこは同感なんです。いわゆる日本は世界から不信を受ける、みずからそれを認めるようなあり方というものはいかがかなと思っております。
○参考人(岡崎久彦君) 瓶のふた論でございますけれども、これは文字どおりに解釈して、アメリカがかつてのGHQのように日本を支配していて、日本がちょっとでも軍国主義化すればすぐ抑える、そういうふうにとればこれは非常に屈辱的なことなのでございますけれども、歴史的に見れば、私自身の判断ではそんな間違った判断だと思っていないんです。
言うならば、集団的安全保障の枠を乗り越えるようなことだってやっていかなければ、今回の共同宣言に対するアメリカ側の期待、それは瓶のふた論もあるかもしれませんが、日本の役割分担を期待しておることにこたえ切れない、アメリカに不信感を与えることになりはしないかというふうに思うわけですが、どういうアプローチが望ましいというお考えかをお聞かせください。
○矢田部理君 瓶のふた論があることは私も承知しないわけではありませんが、やっぱり一番近いところにある南北朝鮮、韓国について言えば、日本の軍事大国化への道ではないかという表明なども一部なされておりますし、かなり心配をしている、心配というか警戒心を高めているということが私の中国における印象でありました。 そこで、その議論ばかりできませんから、日本に四万七千人駐留をしている。
○岡田委員 お話を聞いておりますと、安保条約が存在すること自身がアジア太平洋の平和と安定のために役に立つということは、何か瓶のふた論というのを思い出すわけでありまして、安保条約で日本をくくっていることが、抑えていることがアジア太平洋のために役に立つというふうにも聞こえるわけでございます。
そして、そうしながら他のアジア太平洋諸国に対しては、その日本をアメリカが日米安保体制によって抑え込む、いわゆる俗に言う瓶のふた論でございますけれども、瓶のふたになるんだから、したがって日本に対する不安感は日米安保がある限り大丈夫であるというふうに言うことになる。