2000-05-25 第147回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
五 甘味資源作物の生産振興を図るため、てん菜を基幹作物とした合理的な輪作体系の維持・拡大及びさとうきび作を基幹とした経営の推進を図るとともに、優良品種や高度栽培技術の開発・普及、病虫害対策、省力化対策等の実効ある生産コスト低減のための措置を講じること。
五 甘味資源作物の生産振興を図るため、てん菜を基幹作物とした合理的な輪作体系の維持・拡大及びさとうきび作を基幹とした経営の推進を図るとともに、優良品種や高度栽培技術の開発・普及、病虫害対策、省力化対策等の実効ある生産コスト低減のための措置を講じること。
そこで、沖縄総合事務局の農林水産部がまとめた「これからのさとうきび作のあり方 さとうきび作検討会報告書」というのが出ているのですね。余り農水省を褒め過ぎてもいかないのですが、これはよくできたものだと思って高く評価しているのです、私は。むしろこういう提言とか案というのは、本当は沖縄県なり地元がもっと先にやるべきことじゃないかと思うほど核心をついた点だと思うのですね。
さとうきびにつきましては、新地域農業生産総合振興対策において、畜産、野菜等との有機的結合に配慮しつつ、さとうきび作農家の経営改善を 推進するため、省力機械施設の導入、小規模な土地基盤の整備、高能率収穫機械のモデル的実証展示等に助成いたしますとともに、優良種苗供給のための原稲ほ等の設置事業に助成いたしました。
(二) さとうきびについては、土地基盤整備の促進強化、優良種苗の開発・普及、病害虫防除対策の充実及び機械化作業体系の確立等実効ある生産対策を講じ、さとうきび作を基幹とした複合経営の推進に努めること。 右決議する。 以上の附帯決議案の趣旨につきましては、質疑の過程等を通じ、委員各位の十分御承知のところであると存じますので、説明は省略させていただきます。
二 さとうきびの生産振興を図るため、土地基盤整備の促進強化をはじめ、干ばつ・潮風害防止対策の拡充、優良種苗の開発普及、病害虫防除対策の充実及び機械化作業体系の確立等の実効ある生産対策を講じ、さとうきび作を基幹とした複合経営の推進に努めること。また、含みつ糖に対する助成に配意すること。 右決議する。 以上であります。 何とぞ全員の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。
第二点として、五十六年度から、さとうきび作経営改善総合対策事業、これの創設をして、複合経営の確立を図る、こういうことが言われておるんですが、これに対する予算の裏づけと、その事業の内容、これがどんなものであるかひとつお聞きしたいんです。
○政府委員(二瓶博君) ただいま先生からお話ございましたように、五十六年度から新たに、さとうきび作営農改善総合対策事業といいますものを新規に実施したということが概算要求をいたしておるわけでございます。
昭和五十一年産さとうきびの最低生産者価格等に関する件(案) 甘味資源自給率の維持向上と沖縄及び南西諸島における農業経営の安定を図るために、さとうきび作の振興は現下の重要課題となつている。 よつて政府は、当面するさとうきび価格の決定に当たつては、台風等により大きな被害を受けたきび作農家の窮状を十分配慮のうえ、左記事項の実現に努めるべきである。
昭和五十一年産さとうきびの最低生産者価格等に関する件(案) 甘味資源自給率の維持向上と沖繩及び南西諸島における農業経営の安定を図るために、さとうきび作の振興は現下の重要課題となつている。 よつて政府は、当面するさとうきび価格の決定に当たつては、台風等により大きな被害を受けたきび作農家の窮状を十分配慮のうえ、左記事項の実現に努めるべきである。
「しかし、一部のきび作農家を中心に基盤整備工事期間中の生活補償が問題となった。本土は秋から翌春まての半年で対応できるが、沖繩の場合、半年間耕作を中断すると一年中の計画が狂う。結局、この点は工期の短縮で対応せざるを得なかった。」という苦労話があります。
第一九四号) ○農林漁業の危機突破等に関する請願(第一五〇 六号) ○馬鈴しよでん粉の政府買入価格、ビート価格の 大幅引上げ等に関する請願(第二八四一号) ○昭和五十一年産の米の全量買入れに関する請願 (第二八四三号) ○優良農用地の確保に関する請願(第二九九五 号) ○森林国営保険制度の改善に関する請願(第二九 九六号) ○配合飼料価格の安定に関する請願(第二九九七 号) ○さとうきび作
○諫山委員 この意見書は、前文で「今期さとうきび価格は、ついに生産費を下回る重大なる事態に立ち至り、さとうきび作農家を危機に陥れている」、こう書きまして、そういう前提に立って県議会議長が次の三つのことを政府に要望しています。 第一は、きのう触れた最低生産者価格のきめ方の問題です。生産費及び所得補償方式できめてもらいたい、これが第一の要望になっています。
四、政府は、甘しや糖生産の分みつ糖化を推進するにあたり、分みつ糖化の困難な離島、へき地等の黒糖については、黒糖の生産調整に際し、これらの地域の黒糖生産を優先的に確保するよう取扱うとともに生産基盤の整備、黒糖工場の合理化等を推進することにより、これらの地域のさとうきび作農家の保護に万全を期すること。 右決議する。 以上でございます。何とぞ皆さま方の御賛成をお願いいたします。