1947-11-27 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第20号
○藤井丙午君 石炭増産が現下の經濟復興の根幹をなしておることは當然でございまして、この國管案に對する國會竝びに國民の期待には、増産できるかどうか。又それによつて炭質の向上ができるかどうかということが重點であろうと思います。
○藤井丙午君 石炭増産が現下の經濟復興の根幹をなしておることは當然でございまして、この國管案に對する國會竝びに國民の期待には、増産できるかどうか。又それによつて炭質の向上ができるかどうかということが重點であろうと思います。
しかしながらただいまの御意見を伺つて痛感いたしますことは、一方的な御意見のように陥つてはいないが興行界自體だけを私どもは考えられないのでございまして、文化の高揚竝びに國民慰樂という點から映畫演劇を私どもは重視はいたしますけれども、さらに電力事情から考えますと、積極的な生産面ということとにらみ合わせなければなりません。
それからもう一つ、若し誠意を持つて成功させるためにやるというならば、政府がとられた態度というものは、ただ一片の新聞記事として發表せられただけでありまして、政府がこの施行に對する所の希望竝びに國民に對する協力を要請する言葉としての所信の發表も何ら出ていない。又經營者を通じてもなされておらなかつた。又電力協議會、その他需要者に對しての呼びかけをどういう工合になされておるか。
さしあたりわれわれの方といたしましては、内閣にお願いして紙をいただいておりますのは、中等程度の通信教育を實施するための用紙と、中等學校竝びに國民學校教員の再教育をするための用紙と、この二つについては、われわれの所要についてほとんどまつたく滿足すべき程度までめんどうを見ていただきまして、非常にわれわれ感謝しておるのであります。
このとき私はただいま仰せになりましたように、政府は從來より石炭超重點主義を採用して、乏しい國力の中から、他産業及び一般國民生活に相當の犠牲を強いつつ、最大限度の生産諸要素を導入してまいつたのでありますということを言つたのを、深津さんは御指摘になつたと思うのでございますが、もちろんわれわれは御指摘のように、遠い目で見ますれば、石炭の生産の増強というものが、全部のほかの産業竝びに國民生活に對して、非常に
もちろんこのためには、政府竝びに國民が最善の努力を拂うことを前提としているのでありまして、勤勞によつて國民所得を増大し、忍苦耐乏の生活によつて納税と貯蓄に邁進する以外には、この空前の危局を突破し、再建の礎石を確立することはできないのであります。
これから理化學研究所がどういうふうにしてやつていくかということに對して、われわれはあらゆる努力を拂いますが、今日までのやつてまいつたあとを顧みますと、政府竝びに國民一般の援助なくしては、われわれはやつていけるものではない、今日理化學研究所がなお存在しているということは、一に政府竝びに國民の絶大なる援助のおかげであるということを、最も痛切に感じておるわけでありますから、今後ともそういう援助なくしては、
それは新しい時代に即應する教育の目的方針を明示し、教育者竝びに國民一般の指針たらしめなければならぬと信ずるからであります。
これはわれわれの現在の國竝びに國民に對する重大責務であります。從つて委員會を開く日が毎日續いたからといつて、必ずしも審議が進むというわけではない。委員會こそ開かぬが、われわれは研究しておるのであります。殊に私どもは先般—先月の二十七日でしたか、初めてこの議案をいただいて、今日までめぐりまわつて毎日勉強しておるのであります。
或いは株主總會の外に、この研究所の運營委員會というようなこともお考えになりまして、政府竝びに國民の代表である國會から數人の委員を出して貰う。或いは顧問とか相談役とかいうようなものを出して決して所長初めそれらの研究所の方々に物質上の心配を掛けないようにすれば決して心配することがない。ただ株式會社という名前になつただけでことが足りるのではないかと思うのであります。
從いまして、いよいよ提案されたこの法案を審議するにあたりましては、われわれもまた愼重にまたきわめて入念に審議しなければならぬこと、これはわれわれの國家竝びに國民に對する重大なる責務であると思うのであります。從いまして、公聽會に呼び出される人は、手數がかかろうが、日數がかからうが、あるいは今お話のように煩瑣な點がありましようが、こういうことを厭うべきではない、かように私は思うのであります。
同時に日本の經濟の状態を——日本政府竝びに國民みずからの再建の氣魄にもよるでしようが、貿易の觀點から見て、大體日本の經濟が昭和五年ないし十一年——連合軍でもつて基準水準とされる點まで日本の産業が囘復するためには、クレジツトが希望としては大體どの程度であるか。第一點は、原資材の基礎をなすところの熱カロリーと原資材とのパーセンテージはどの程度であるか。
本案は現存設備の百パーセント活用を可能とするために必要な處置を政府に要望するとともに、他面發電總量が最も有効適切に工業用動力化するために、政府竝びに國民に要望するというこの二つの觀點から緊急對策を立てようとしておるものであります。それがために要望いたします四つの點について、簡單にその一つ一つの趣旨を辯明いたします。
この點できれば全般的な追加豫算が編成され、その審議にあたる前に、十分に科學的な檢討を加えて、そうしてわれわれ議會竝びに國民に、その科學的な基礎を公表する必要があろうと存じます。かようなことを私たちは條件といたしまして、本案の決定に贊成する次第であります。以上私の贊成趣旨を終ります。
次は弊害論、弊害論というのはむしろ政黨政治のごときものは、もつぱら政黨竝びに國民の政治的な自覺判斷の向上發展にまつべきものであつて、かえつて法律で餘計な規制、制限を加えることは、ほんとうの自主的な健全な發達を阻害する。これはむしろ弊害があるのではないだろうか、こういう弊害論は當然考えられる問題だろうと思います。
國家竝びに國民の双方のための行為である、一方的な不法行為というものとは、ちよつと解釋がおのずから變つてまいるという事情も存するのであります。しかしながら、公權行使による不法行為というものが客観的に存在し得るということは自明の理でありまして、そうである以上は、これが救済の方途を確立するということは、これは法治國としては當然の要求でなければならぬと思うのであります。
この内容だけをごらんいただきましても、現在の日本の醫療の法典とも申すべき國民醫療法の中に盛られております考え方、竝びに國民醫療法の制定せられました當時の議會における速記録等について、少くとも私が一通り目を通しまして與えられた印象等からいたしますと、これは相當程度の方向転換であるというぐあいに私は存じております。