1998-02-12 第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
こういった現象は、ひとり金融界のみならず、不安が不安を呼んでこれが極端な貸し渋りの現象につながり、経済として大変危機的な状況を招来しかねない状況になったわけでございます。そういったようなことがさらに続くようなことが現出しますと、これは経済全体が大変な危機的な状況というようなことかというふうに存じております。
こういった現象は、ひとり金融界のみならず、不安が不安を呼んでこれが極端な貸し渋りの現象につながり、経済として大変危機的な状況を招来しかねない状況になったわけでございます。そういったようなことがさらに続くようなことが現出しますと、これは経済全体が大変な危機的な状況というようなことかというふうに存じております。
それが金融界だけの話ならいいのですけれども、それがまた企業の倒産になり、それがまた株価を下げ、それでまた不安感を増殖してしまうということになりますと、これはもうひとり金融界だけの話ではないということで、ぜひそういったことを防ぐためにこういった措置をとらせていただきたいという趣旨をそこに述べているわけでございます。
この辺の話になりますと、ひとり金融界の問題だけではなくて商法全体の問題でございますけれども、それは金融界についても同じでございまして、今申されました監査役というものの役割というのがこれから相当重要になってくるんだろうというふうに私どもも思っておるわけでございます。 したがいまして、先般の商法改正におきましても、外部監査役を入れるとかいうような改正が行われております。
今後における金融の量的あるいは質的に改善をする方法につきまして、あるいは制度の改善等も伴うような案も考えられておるようでありまして、これは政府部内としても、徹底的にひとつ検討をいたしまして、ただいま御指摘のような合理化カルテルをやつて、生産コストを下げて行くというためには、過剰投資に陥らないように、しかしながらこれこそは必要だというところにどうやつてその金を調達するかということにつきましては、ひとり金融界
ひとり金融界ばかりでなく、すべての者が自己の判断において、自己の責任において行動しよう、それが私は民主主義の基本であると思う。金融界においてもそれと同じである。ただ人がこういうふうにするから、自分もそのようにやるというのではいかぬので、金融界自身も考えていただきたいというふうに情勢を馴致して行く。それで今の内閣になつて統制がはずれて自由経済になつた。