1993-03-25 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
しかも、それは多分ひとり酪農だけではなくて、我が国の農業全般が特に後継者が極めて少ないというような意味で構造が脆弱化している。これを基本的に立て直さなければならない時期に来ているのではないか、そういう認識が一番基礎にある、こういうことだろうと思っております。
しかも、それは多分ひとり酪農だけではなくて、我が国の農業全般が特に後継者が極めて少ないというような意味で構造が脆弱化している。これを基本的に立て直さなければならない時期に来ているのではないか、そういう認識が一番基礎にある、こういうことだろうと思っております。
ひとり酪農だけが全くこれについていけないという状況が今後十年も続きましたら、それこそ後継者をつくることは私は不可能だと思います。
今後、負債整理対策はひとり酪農家ばかりではありません、肉牛農家ばかりではありません。しかし、深刻なのは肉牛農家。安代町というお話が出ましたから申し上げますが、きのう安代町の当該者の方がお見えになって大臣にじかに訴えておりました。私も聞いておりまして、その深刻な状況は我々の想像を絶するものがある。
それがどんどん縮まっていて、逆に今度は固定化された負債がふえているという現状が、これはひとり酪農、畜産だけではなくて、ほかの業種にも広がっている、この実態は、私は昨年も一年がかりで佐藤前農林大臣と議論をいたしたわけであります。 政府としては、その実態については認めながら、正確に調査をしてみたい、こういうお話でありましたが、残念ながら昨年一年中にその答えは私のところに返ってきませんでした。
これは昭和六十年度の政府がお決めになる農畜産物価格の第一弾でございまして、ことし一年周の農家個々の経営にとって大変重要である、そういう認識が強くありますので、この乳価や畜産物の価格決定は、ひとり酪農家や畜産家のみの期待ではなくて、全農家の期待であります。またぞろことしも据え置かれるという事態になりますれば、一年間また血みどろの努力を強いられる。
これはひとり酪農家経済を支えるだけではなく、農村社会に活力を与えることになげます。 先月末に、私どもの根室地方で、酪農民大会を開催しましたところ、約千名の参加者のうち、三百名以上が自治体、商工業者、一般家庭の人々で占められ、例年には全く経験のない大会となったのであります。 今回の運動においても、常に自治体の首長や議長、商工会の皆さんが先頭に立ってがんばっております。
また草地改良、自給飼料増進は、ひとり酪農に限るのではございませんが、かなり重点を酪農に置いておるわけでありますが、新しいことも若干加えまして高度集約牧野また改良牧野、北海道の湿地牧野の排水事業、そういうもの等を加えまして、予算上では二億六千五百万円、前年は二億四千八再万円でございます。
私どもとしましては、ひとり酪農奨励という意味だけでなしに、日本国民全体の食慣習を転換するためにも、この際、私は、朝昼やったらどうか、全給食やったらどうか、それにどれだけの予算を要するか、積算してみてくれということを、おととい体育局長に話しておいたような事情で、われわれとしては、何とかこの際研究しようと思っておるのです。
従つてこいつは酪農振興、ひとり酪農と言わず、畜産振興の上には大きなマイナスになつてしまう。そうすれば、食生活の改善云々ということを幾ら政府が鉦太鼓で騒いでみたところで、結論は政府の政策と逆行して、牛も減るだろうし、乳の生産量も恐らく漸減するということは偽わらざる今の状況だと思います。