1985-11-21 第103回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
そのためには、ようやく最近農林省自体も地域振興ということを言い出すようになりましたが、つまり、下から盛り上がってくるそういう活力を大きく生かしていくという政策に変えていかなければならない、これはひとり林業だけではなくて、漁業も農業も、もちろん地域における振興、地域からのいわゆる主体的な盛り上がり、そういうものがなくてはいけない、これは最近一貫してきた農林省の姿勢として私は一定の評価をしたい、こう思っています
そのためには、ようやく最近農林省自体も地域振興ということを言い出すようになりましたが、つまり、下から盛り上がってくるそういう活力を大きく生かしていくという政策に変えていかなければならない、これはひとり林業だけではなくて、漁業も農業も、もちろん地域における振興、地域からのいわゆる主体的な盛り上がり、そういうものがなくてはいけない、これは最近一貫してきた農林省の姿勢として私は一定の評価をしたい、こう思っています
林業の衰退ということは、これは、経済の安定高度成長から安定成長移行に伴う現象と見るべきでございまして、ひとり林業ばかりじゃございませんで、他の産業も同様の試練に直面いたしたことは御案内のとおりでございます。
ただ、長期的に見た場合でございますけれども、昭和四十八年に林業の基本的な長期の見通しをつくっておりますけれども、その時点と現時点では日本の経済状況が全部変わっておりますので、そういう点からおっしゃいますれば、また、そういう点から判断いたしますれば、確かにその辺の見通しの違いがあったというふうに言えるかもしれませんが、これはひとり林業だけで判断のつく問題でもないというふうにわれわれ考えておりますし、そういう
そのことは、ひとり林業のみにとどまらず、山村社会という面からいいまして、ぜひとも必要なことだろうと、こう考えるわけでございます。
○田中(重)政府委員 この問題は、ひとり林業だけの問題でもございませんので、農林業全般にわたる問題として、農林省として、労働省とも折衝をいたしておりますから、またその問題については本省としてお答えをすることになる、こう思います。
○田中(重)政府委員 その点につきましては、ひとり林業のみならず、農業の面でもいろいろ出ておる問題でございますが、いずれにいたしましても、農山村を守り、農山村の経済を支えていくという人たちは必要なわけでございますから、それに対してそれぞれ適切な施策を講じなければなりませんが、要は、林業の面で申します場合には、やはり高賃金だけを目ざして大都市へ流れていくという考え方ばかりがその人にとって幸福なわけでもございませんし
ひとり林業にはこうした基本法がございません。まことに遺憾のきわみでございます。農業、漁業よりも、ある意味ではさらにおくれているともいわれますところの林業におきまして、第一番にこうした基本法が考えられなければならないというふうに思われますにかかわらず、事実はまさに逆でございます。これは一体何によるのか。
しかし、生産性を上げるということについては、ひとり林業ばかりではございませんが、特に林業におきましては、いかに機械化され、近代化されたと言っても、労働力というものを無視し、切り離して考えることは絶対にできないと思うのであります。
とはいえ、現在山村において発生しております諸問題は、広く国の総合的な社会福祉及び経済政策の対象となるべきものでありまして、ひとり林業基本法をもって対処し得るものではないと思うものであります。 そこで総理に対し、総理は、山村振興のため総合的かつ抜本的な特別措置を講ぜられるお考えはないか、この際お尋ねいたします。 質問の第四は、林業構造改善事業について農林大臣にお伺いいたします。