1951-05-30 第10回国会 参議院 法務委員会 第22号
○鬼丸義齊君 これはひとり弁護士法の場合の規定ばかりでなく、その他官公吏に対しまする法的義務を負わしてありますることで、官公署は法律によつてこれを忠実に履行しなければならないのは当然でありまするから、若し法に違反というようなことがありますれば、これは官公署みずからが行政処分に服するのでありまするから、特にかような官公署に対しまする一つの義務付けた規定があるといたしまして、それに対して一々罰則規定を設
○鬼丸義齊君 これはひとり弁護士法の場合の規定ばかりでなく、その他官公吏に対しまする法的義務を負わしてありますることで、官公署は法律によつてこれを忠実に履行しなければならないのは当然でありまするから、若し法に違反というようなことがありますれば、これは官公署みずからが行政処分に服するのでありまするから、特にかような官公署に対しまする一つの義務付けた規定があるといたしまして、それに対して一々罰則規定を設
次に弁護士法案について申上げますが、本法は、新憲法下、裁判所法及び檢察廳法と共に司法権運営の機能を定める法律の一環として必要欠くべからざる重要法案でありまして、右両者につきましては、すでに改正法の立法を見て現在施行せられておるのでありますが、ひとり弁護士法のみは諸般の事情からその立案が遅れていたのでありまするが、今回漸くここに成案を得て上程を見た次第であります。