1960-02-16 第34回国会 衆議院 予算委員会 第11号
○小平(忠)委員 時間が参りましたので私の質問を終わりたいと思いますが、この大豆のAA制の問題は、ひとり大豆だけの問題でなくて、日本の国内産農林水産物全般に及ぼす問題だろうと私は思います。
○小平(忠)委員 時間が参りましたので私の質問を終わりたいと思いますが、この大豆のAA制の問題は、ひとり大豆だけの問題でなくて、日本の国内産農林水産物全般に及ぼす問題だろうと私は思います。
ところがひとり大豆のみは、これは関税をかけた場合においては、国民生活に悪い影響があるからしてさらに延長するのだ、理由が明確に立たぬじゃないですか。しかもこのことは、何ら国民生活に対しても好影響をもたらさぬし、もう一つは、国内の大豆生産者に対しましても非常に悪い影響を及ぼしておる、こういう点があるわけです。
○芳賀委員 この輸入農産物は、ひとり大豆に限らず、たとえばえさ等にしても、輸入に対する優遇措置というものが講じられているわけです。特に大豆の場合は、関税定率法によりますと、一〇%の関税をかけることになっておりますが、暫定的な措置をもって、これを時限的に免除しているわけです。これは前国会におきましても、定率法の一部改正を行なって、明年の三月末までこの特例措置を講ずるということになっておるわけです。
○深川タマヱ君 十月以降大体国際物価は値上りになりつつございますのに、ひとり大豆だけが相当値下りになりつつあるのでございます。その理由はどういうところにあるかということと、そんなに安いのならば今のうちに大豆をうんと買込んでおく方が得じやないかしらと思いますが。