1974-05-21 第72回国会 参議院 内閣委員会 第20号
○国務大臣(徳永正利君) 先ほど来申し上げているような現在の状況でございますけれども、おっしゃるように、ひとり公共企業体の退職年金ばかりでなくて、これはもう連動しているわけでございまして、もちろん、提案理由の中の説明にも申し上げておりますように、恩給法等の一部を改正する法律案による恩給の額の改定措置に準じて年金額を引き上げると、これが中心になって動いているわけでございまして、この改正、修正と申しますか
○国務大臣(徳永正利君) 先ほど来申し上げているような現在の状況でございますけれども、おっしゃるように、ひとり公共企業体の退職年金ばかりでなくて、これはもう連動しているわけでございまして、もちろん、提案理由の中の説明にも申し上げておりますように、恩給法等の一部を改正する法律案による恩給の額の改定措置に準じて年金額を引き上げると、これが中心になって動いているわけでございまして、この改正、修正と申しますか
このことは、ひとり公共企業体の理事者がそういう立場にないばかりでなく、財政法ないし会計法などの規定によりまして、そしてまた成立いたしております予算によりまして、政府といたしましても国民に対する立場上、金額の提示は非常に困難であるという立場にあるのでございまして、この問題の解決にあたっては、こうした特別な事情に使用者側があるということをお心におとめいただきたいと思うのでございます。
そういう点については、労働省はひとり公共企業体等労働委員会の委員の選考ばかりじゃなくて、中央労働委員会、あるいは地方の労働委員会の公益委員を選ぶ場合の選考方針として、もう一度一つ労働省の御見解を承わっておきたい。
もう一つ私は、こういう慣行が、ひとり公共企業体だけでなしに、公益事業全体に対してもかようなことが考えられていくべきであるのみならず、もっと進んでは、今日の企業というものが単なる私利私益のためにのみ行われるものでないという今日の考え方から参りまして、私企業といえども、なるべく平和裏に問題が解決されるように仲裁の制度をできるだけ拡充する、これは将来労働裁判所のようなものを作って平和裏にものを解決する、こういうことが
で、かなり政党の勢力に左右されるおそれがあるのではないかというところが今の平林委員の質問の意味であると思うし、私も実はこの制度については非常に興味を持っているのでありますが、やがてはひとり公共企業体だけでなく、あらゆるものに対してこういう制度が願わしい。
これは国の一般の財政及び国民経済及び国民の生活、ひとり公共企業体の労働者ばかりでなく、国民全体の生活について、政府は全責任を持つておる。
しかしながら国鉄が、ひとり公共企業体という名のもとにおいて、そのあるべかりしところの収入が最も低く押えられておる。最も低く押えられているということは、これは一つの国策の犠牲であります。この国策の犠牲の上に立つて、国鉄従業員四十万の諸君は、歯を食いしばつて増強に邁進をして、全力を傾けておる、こういう形であろうと私は思う。
これはなぜ私がこの問題を言うかというと、これはひとり公共企業体だけの問題でありませんので、労働組合法における用語も非常に曖昧なんです。各地の労働委員会で常にこの問題が取上げられて、非常に困つているのでありますから、こういう機会にはつきり一つ管理、監督ということはどういう地位まで及ぼすのか。
○増田國務大臣 私は中原さんの御意見とは違うのでありまして、中原さんも私の言うことを結局御理解くださると思いますが、要するに組合の経理の公開ということが、労働組合の健全に発達する上には必要であるというのは、ひとり公共企業体労働組合ばかりでなく、一般の労働組合についてもしかるべきものと私は思つております。そこで自己推薦というようなことは世の中で一番醜いことであります。