1975-02-19 第75回国会 衆議院 予算委員会 第16号
そのことは、ひとり人件費というタイトルを持った経費だけではないのでありまして、米価を初めといたしまして、その他の物の値段、財政にかかわりのある物の値段あるいはサービスの料金にいたしましても、去年の春闘を契機とするところの賃上げというものの結果もたらされた物価高、料金高というものの圧迫が最大の圧力でありましたことは、申すまでもないわけでございます。
そのことは、ひとり人件費というタイトルを持った経費だけではないのでありまして、米価を初めといたしまして、その他の物の値段、財政にかかわりのある物の値段あるいはサービスの料金にいたしましても、去年の春闘を契機とするところの賃上げというものの結果もたらされた物価高、料金高というものの圧迫が最大の圧力でありましたことは、申すまでもないわけでございます。
これはひとり人件費の問題だけでなく、もっと公社に門主性を与うべきじゃないか、予算制度等においても改善をすべきじゃないかということが、今回までもたびたびいろいろな審議会でも問題になりまして、議論せられたところでありまするが、まあ現在のところは従来のままになっております。これは相当大きな問題でありますから、ここで私が今どうしたらいいということを申し上げかねると思います。
しかし他面事業の拡大、施設の拡充ということはこれまた重要なことですから、ひとり人件費のみに充当するために料金改定というように世間がもし受け取れは、相当私はむずかしい世論の反撃を受けると思うのです。 それからもう一つは、電電公社からも例の料金体系の是正、合理化ということが次の国会あたりには出てくるようです。
ひとり人件費にその重圧をかけるということでなく、全体として調整をして、できるだけ財政計画の基礎による運営ができるようにしてほしい、こういう一般的の希望を持つておつたわけでありますが、それが必ずしも実現せられてない。
それから第一のお尋ねの点でございますが、それはひとり人件費ばかりではございませんで、その他の物件費にいたしましても、考えれば今日の場合におきまして、やはり非常にいろいろの場合が考えられるのでございますけれども、とにもかくにも、これはいろいろな施策が行われることと相まつて、先ほど大臣からお話がございましたように、大体この給與水準を維持できるという前提のもとにこれを組み立てておりますので、大きな狂えばそれはそのときでまた