1956-05-29 第24回国会 衆議院 法務委員会 第37号
顔色は蒼白、やや苦悶状を呈し云々、心臓を打診すると、心臓濁音界が左右とも一横指ほど肥大しており云々、聴診器で聴診すると、収縮期性雑音を聞き云々、精神状態は不安状態で涙を流し泣き通しであり、タイコス型血圧計で血圧を測定すると、最高八十ミリ、最低六十ミリ、そこで私は心臓弁膜障害で僧帽弁閉鎖不全症ではないかと診断をした、よって二十プロのブドウ糖液四十ccにピタカンファー一cc二本を加え静脈に注射、左のひじ静脈
顔色は蒼白、やや苦悶状を呈し云々、心臓を打診すると、心臓濁音界が左右とも一横指ほど肥大しており云々、聴診器で聴診すると、収縮期性雑音を聞き云々、精神状態は不安状態で涙を流し泣き通しであり、タイコス型血圧計で血圧を測定すると、最高八十ミリ、最低六十ミリ、そこで私は心臓弁膜障害で僧帽弁閉鎖不全症ではないかと診断をした、よって二十プロのブドウ糖液四十ccにピタカンファー一cc二本を加え静脈に注射、左のひじ静脈
よって二〇プロのブドウ糖液四〇CCにビタカンファー一CC二本を加え、静脈に注射、左ひじ静脈にはどうしても刺入することができず右のひじ静脈に辛ろじて注入し得た。血圧が下降していたので静脈が出なかったからである。