1953-07-07 第16回国会 参議院 法務委員会 第8号 従いましてそれによりまして引渡をいたしまして向う側が更に本来の国内手続によつて裁判をし、それについては相当の上告を認めて裁判をいたすわけでありますので、もつばら本人の当該犯罪そのものに対する審査と申しますか、そういうもの自体は当該相手国の司法機関に委ねる、引渡をする国におきましては、一応の嫌疑があるということを認めれば、引き渡すべきだというふうに考えるべきものだと思います。 津田實