2021-10-12 第205回国会 参議院 本会議 第3号
しかし、分配は単なるばらまきであってはなりません。分配が社会経済の活力の糧となり、成長につながる投資とならなくてはなりません。総理が所信表明で述べられた分配戦略四つの柱が、もう一方の成長戦略四つの柱にどう関わっていくのか、ひもといていきたいと思います。 分配戦略第一の柱の中で、総理は、下請取引を是正し、大企業と中小・小規模事業者の共存共栄を目指すことを宣言されました。
しかし、分配は単なるばらまきであってはなりません。分配が社会経済の活力の糧となり、成長につながる投資とならなくてはなりません。総理が所信表明で述べられた分配戦略四つの柱が、もう一方の成長戦略四つの柱にどう関わっていくのか、ひもといていきたいと思います。 分配戦略第一の柱の中で、総理は、下請取引を是正し、大企業と中小・小規模事業者の共存共栄を目指すことを宣言されました。
○川内委員 賢明なる梶山大臣ですから、私がこんなことを申し上げるのはもう甚だ僭越なんですけれども、こういう緊急事態において、こういうことをしたらこの補助金をつけるからね、こういうことをしたらこの補助金をつけるからねというふうにするよりも、こういう緊急事態における正しい考え方というのは、私はばらまきだというふうに思うんですよ。
例えば、富裕層の子供に対して義務教育を施すことをばらまきと批判する人はいません。こうした考えが普遍主義と言われる考え方ですけれども、これに対して、例えば、より貧困層にターゲットを絞って給付を行うという考え方が、普遍主義に対して選別主義と言われる考え方です。 私たちは、どんなに綿密に対象者を絞り込んでも、支援が届かない子供とか漏れてしまう子供が出てしまいます。
もうそういう分野になってきますと、本当に一国民としての意見になってしまうんですが、と言いながら、やはりばらまき政策というのは先ほど申し上げたように債務残高を増やすだけ、これから金利上がるかもとみんなで思っているぐらいなので、債務が増えて日本国債の格付が下がったら、それは回り回って日本の国際競争力を落とすと真剣に思っています。なので、ばらまき政策をもうやめなければいけない。
ところが、一般には、やはりどうしてもばらまき的な政策という方が魅力的で、あるいはそれを、非常に残念ながら、今の日本のマスメディアは単純にそれが正義であるかのような報道をされることもあって、私は非常に危惧をしているところでございます。仮にそちらの声が今よりももっと大きくなったときには、先ほど申し上げたバッドエンド的な予測が実現してしまうのだという危惧も、どうしても捨て去ることはできません。
そのことが、ここ数年非常に盛んになってきておりますMMT的な主張、そして、それに基づくばらまき政策を言う政治的主張の根拠というか根源となってしまっているのではないかという問題意識がございます。
特例公債については最後までなかなか与野党の折り合いがつかなくて、結局、あの頃、我々の政策、特に力を入れていたものがばらまき四Kとか言われていましたけれども、そのばらまき四K、いわゆる子ども手当、高校授業料の無償化、それから農家の戸別所得補償制度、高速道路の無料化社会実験、これらを撤回しろ、見直しをしろという要求、それを一部認めてようやく特例公債法が通ったんです。通ったのが八月の二十六日でした。
○青山(雅)委員 単なるばらまきではなくて、何というんでしょうね、それがよりきちんと国民自身あるいは経済にとっても生きていくような、そういった縛りが必要かというような御意見だったと思います。ありがとうございます。 続きまして、山田参考人にお伺いしたいんですけれども、国債破綻を心配されていると。
今の財政状況を見ると、もちろん、政府にそういった余裕があれば、国民の困窮に対してできる限りのことをする、これは当然のことでございますけれども、ただ、その方法が、無限定なばらまき的な給付ができるような状況かどうかというと、やはり財政状況から考えると、そう簡単にこれが容認できるような状況ではないと思います。
民主党政権のときは様々な政策に対してばらまき、ばらまきと言われましたけれども、これこそばらまきなんじゃないんですか。影響ないのに、そもそもお金出ますというような制度設計がおかしいんですよ。その結果、今現場が混乱している。そして、もう二転三転でどんどん要件を変えて変えて、今でも混乱ですよ、不公平とか。
コロナばらまきキャンペーンになるんじゃないかと、こういうことを言う人もいるんですよ。 知事会、先日、限定的なキャンペーンを求める緊急提言出しています。昨日、青森県のむつ市長、感染が拡大したら政府による人災だと、こういうふうにはっきりおっしゃっている。「#GoToキャンペーンを中止してください」、これがトレンド入りしている。検察庁法のときと同じような傾向ですよね。
このような思いつきのばらまきがまかり通るのは、国会の事前チェックが働かない予備費だからではないのか。 大臣にお尋ねしますが、こんな予備費が十兆円にもなれば、天文学的な思いつきのばらまきがまかり通ることになる、結局、十兆円の予備費というのは、好き勝手に予算は使いたいが、野党に追及される国会は開きたくないという政府・与党の身勝手な都合を優先したものではありませんか。
しかし、残る五兆円がばらまきのためのつかみ金になる疑念はなお消えません。また、予備費使用については適宜適切に国会に報告することになっていますが、国会への報告は事前という理解でよいのか、また、国会閉会中はどうなるのか、総理の答弁を求めます。 感染状況の変化に臨機応変に対応する必要は一定理解するものの、白紙委任できない理由の一つは、安倍政権が信頼できないからです。
例えば、以前議論があったゴー・トゥー・キャンペーンとか、それから、田村政調会長代理が御発言されたようですが、新たな定額給付金なんかも検討するということを言われますと、選挙のためにばらまきにも使える。言ってしまえば、内閣の恣意的な判断で、これは予見しがたかったんだと言えば何でも使えてしまうんじゃないかというふうに危機感を持っております。
下手なばらまきにならないようにするというのが大事だと思います。
政権のときに、子ども手当というのをやって、ばらまき云々で大分叱られましたけれども、当時、皆さんから。でも、あれは、ある財務省の幹部と話したときになるほどなと思ったんですけれども、何とか手当というとばらまきの印象があるけれども、子育ての数に応じた所得税戻しとか所得税減税というと全く印象が変わりましたねというやりとりをしたんですよ。
この中には、実はまだ、四全総が目指した国土の均衡ある発展と、ある意味ばらまきというんでしょうか、そういった文言もあるわけでありますけれども、ここでキーワードとなるのが、やはり地方、地域の自主性あるいは自立性ということでございます。
MMTではなくても、主流派経済学でもやはり今の時点はもう財政出動だというふうに私は思いますし、所得制限も、この際ある程度ばらまきには目をつぶって一律給付ということがやはり望ましいと思いますので、是非引き続き前向きに、そして早急な検討をお願いしたいと思います。 それでは、関税定率法等の一部の改正する法律案、関連して伺っていきます。
当時はいろんな批判も、ばらまきとか寄せ集めとかいろんな批判ありましたけど、結構いいこといっぱいやっていらっしゃるんですよね。ここに書き切れない項目あって、しかも今回、これからヒントになることもあるんではないかと思って、ちょっと調べて取りあえず作ってみました。 例えば、平成二十年度第二次補正の生活対策では定額給付金というのがありました。これは一人一万二千円とかありましたよね。
これは、もうきめ細かさの中で多少ばらまきになるとしても、大規模イベント自粛要請に伴う損失については政府が損失を責任を持って補償する仕組みを構築するべきと考えますが、麻生大臣の見解をお伺いいたします。
それと、再利用というのは言葉はいいですが、管理のもとに再利用といっても、管理されなければ汚染土壌ばらまきになりますので、その点もきちんと押さえていただきたい。 こうした事態に対して、実は環境省は、法案の改正ではなくて、汚染特措法の改正ではなくて、政省令でこの利用拡大、再利用を進めようとしておりまして、政省令案というものをつくってパブコメを求めておられます。
どうも農業政策をやると、ばらまきだとか農家は甘やかされているとか、そういうことをおっしゃる方がいらっしゃいますけれども、一度失われてしまったら二度と回復できないものが確実に日本にはある、それが棚田の原風景の中にはたくさん埋もれているんだということで、この数年間の間にしっかりと施策をやらなければ本当に待ったなしのぎりぎりのところに来ているという思いも込めて、これを議論させていただきました。
地方創生というのは、これは内閣府が中心にやっていると思いますが、地方創生というのは結局お金のばらまきじゃないかとか、それから、人口の奪い合いであって、ゼロサムで、国全体が発展することに寄与しないで、何か客のとり合いみたいな話になっているんじゃないかとか、いろいろ批判はあります。まあ、何でもやったら批判にさらされるものだとは思いますけれども。