1954-05-13 第19回国会 衆議院 外務委員会 第49号
ただ今の憲法のもとでは無理だというような条件はつけておりますが、憲法改正も時間の問題でありますこの際、外務大臣としてはつきりアジアにおける反共安全保障同盟の提案があつた場合には、憲法の改正は条件としてでも歓迎すると言つた以上は、外務当局におきましても相当はつきりした見通しなり準備をされておると思いますので、この際もう一度あらためてこの点について、はつきり御所見を伺いたいと思います。
ただ今の憲法のもとでは無理だというような条件はつけておりますが、憲法改正も時間の問題でありますこの際、外務大臣としてはつきりアジアにおける反共安全保障同盟の提案があつた場合には、憲法の改正は条件としてでも歓迎すると言つた以上は、外務当局におきましても相当はつきりした見通しなり準備をされておると思いますので、この際もう一度あらためてこの点について、はつきり御所見を伺いたいと思います。
むしろアジア諸民族に対して、侵略の危劍のあるのは中国、ソ同盟ではなくてアメリカであるということを、はつきりアジアの諸民族は考えていることを、首相はもう一度想起していただきたいと思うのであります。 そこで第三の問題としましては、ポツダム宣言の第六項には、「われらは無責任なる軍国主義が世界より駆逐せらるるに至るまでは、平和、安全及び正義の新秩序が生じ得ざることを主張する」ということがある。