1957-05-23 第26回国会 衆議院 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第2号
これは木材の大きさ、たとえばチップの大きさが変らないために、小さい装置でのこぎりくずを好成績で前加水分解できたからといって、大きい装置でチップでうまくできるというわけにいかないところにいろいろな問題がある。
これは木材の大きさ、たとえばチップの大きさが変らないために、小さい装置でのこぎりくずを好成績で前加水分解できたからといって、大きい装置でチップでうまくできるというわけにいかないところにいろいろな問題がある。
スナップとかいう酒で、それでスコールといって乾杯して飲んだわけですが、その酒は、聞いてみると、半分くらいは澱粉でございましょうが、そのアルコール原料の半分くらいは、おがくず、のこぎりくずや、材木のはじっこを糖化したアルコールであり、そしてこのアルコールが、スエーデンとしては非常に大きな輸出品となっておる。
その他パルプの、のこぎりくず、あるいはかまで煮ましたそのしぼりかす、あるいは精製工程において水とともに流れ去るのを、さらにこれに種をとりまして、相当ごみもございますが、相当スクリーンかすというものがございます。これらのものを中心といたしまして、いわゆるハード・ボード工業、これもわれわれとして将来相当考えなければならぬ問題だと思います。
従つて半分以上の木材は廃材となつて、すなわちのこぎりくず、かんなくずというようなものになつて捨てられ、あるいは燃料その他に使われておるという状況でございます。また林地廃材と申しまして、林地におきます廃材もそのまま捨てられておるという状況であります。