1952-12-23 第15回国会 参議院 大蔵委員会 第15号
○菊川孝夫君 従来北海道のにしん業者あたりは、今頃東京へ出て参りまして、来年のにしんがとれたら金を返すからというので出資者を求めに参つておる。
○菊川孝夫君 従来北海道のにしん業者あたりは、今頃東京へ出て参りまして、来年のにしんがとれたら金を返すからというので出資者を求めに参つておる。
かようなことであるがために、もし統制をしておつたならば、最高の価格が統制価格であり、それが一つの基準になるということで、われわれの方の北海道のにしん業者も、またこのことを夢みているのではなかろうかと考えているのであります。
これはもちろん統制を前提として昨年あたりできた制度でありますけれども、私は銀行業者とにしん業者がよく自主的に、お互いに信用を尊重しあつてやりますれば、これはしやくし定規には行かないかもしれませんが、ある程度この資金融通はやつて行けるのではないかと考えておるのであります。
この統制のわくがはずれるかはずれないかということで、北海道のにしん業者は今日非常に焦慮いたしておるわけであります。先般の私の質問に対する飯山長官の御答弁によりますと、大体において統制のわくははずれるかのごとき印象を受けたのでございますが、言うまでもなく、この統制に対する予算というものが全面的に削られておる、統制予算のないところに統制の行政が行われようはずがない。