1949-09-12 第5回国会 衆議院 水産委員会 第27号
しかしてわれわれは、この鮮魚の統制撤廃に対しては、第五國会において初めて自立経済の確立を見、しかも九原則の実施によつて、われわれが日本の経済を自立せんとするときにあたつて、いまだ今までの状況と第五國会の当初においての環境がありますかわらなかりた当時においてさえ、鮮魚の統制問題はわれわれの議論となり、國民の議論となつて統制経済の撤廃を叫んだのでありますが、事態はそのようにまで行かずして、その折衷案のような
しかしてわれわれは、この鮮魚の統制撤廃に対しては、第五國会において初めて自立経済の確立を見、しかも九原則の実施によつて、われわれが日本の経済を自立せんとするときにあたつて、いまだ今までの状況と第五國会の当初においての環境がありますかわらなかりた当時においてさえ、鮮魚の統制問題はわれわれの議論となり、國民の議論となつて統制経済の撤廃を叫んだのでありますが、事態はそのようにまで行かずして、その折衷案のような
○加賀山證人 國鉄の復興がわが國の経済安定なり、國民生活に非常な重要なものであるということにつきましては、この経営に当るものはもちろんでございますが、國鉄労働組合もまたこの点につきましては十分承知をいたしておるものと私は確信をいたしております。ただその復興の手段なり方法が、非常に私は問題であろうと考えるのであります。私どもといたしましては、資金資材の許す限りこれを復興と整備に注ぎ込む。
それで台所のごときは奧さん連がもうほとんど家事ができないようになる。國民一切が生活に耐えられない。だからこんなばかばかしいことはない。みんながこれをやめる。機会均等でお互いにせぬで行けばいいじやないかというのでやめることにになつたのであります。私どもが最も禁止をしなければならぬ面は、むしろ選挙をしなければならぬ側これらの人々に迷惑をかけてまでも選挙というものはあるわけはない。
原價倍数をいたしますと、價額が倍くらいになつて來る、物價が倍になる、國民の所得が倍になるだろうと思う。これはやはり國会でその倍数を決めて、前年度の実績に倍数したものを、〇・五倍を前年度の実績とみなす。そういう原價倍数を設けたらどうかと思うのであります。又極端なるデフレーションの場合は逆に前年度の八割を以て本年度の金額とみなす。そういうようなこともできるのであります。
いろいろ原因があるだろうと思いますが、その基礎になる國民所得の中の法人所得というものは非常に低いものである。二十四年度はかなり増加したようでありますけれども、全体として非常に低い見積りしかない。
こういう際こそ、社会保障の有力な一環となる國民医療というものをますます拡充強化しなければならないと思うのでありますが、(拍手)然るにこの特別会計設置法は正にそれと逆行するものでありまして、即ちこの法律実施によつて國民医療を独立採算的にし、これを又営利主義的にして行こう、そういうことがこの法案の狙いなのであります。
こうなりましては、まつたく税金地獄はますますはげしくなる。國民の生活の破滅は実に深刻な状態になつて來つつあります。われわれはこの点からしてもあの予算に対して反対さぜるを得ないではありませんか。あるいはまた、政府があの惡名の高い集中生産方式なるものをあらゆる産業に適用して、このために実際いろいろな産業にわたつて、中小企業はまつたく音を立てて破滅しつつあるではありませんか。
すなわち石炭を掘り、あるいはこれを提供する業者、あるいは電力を提供する人、これらの人も、いささかでも安い石炭、電力を供給せざれば運賃が高くなり、國民が迷惑するのだという氣持に立脚すること、いま一つは、土木業の請負をする人ももとよりである。同時に一般乗客も、あの貴重な窓ガラスを破壊して乘るような乘客のあるうちは、どうして赤字を解消できますか。
ところが政治の力をもつて、こういう長期貸しがむりに行われるために、いろいろな不正、腐敗、賄賂というふうなものが横行して、とんでもないことになり、國民にそれだけの大きな負担をかけるというようなことになつて、これが今まで私たちが経験して來つたところの多くの人に赤い着物を着せなければならぬようなことになる。
地方税收入が入るが、併しこの額では今まで述べたような事由により、地方財政を円滑に運用するには不足しておる、從つてこれを増額しなければならん、況んや本年度は一千百余億入るべき配付税を、國の都合により半減しておる、その結果地方財政税源が不足しておる、從つて差当り本年度中においては、少くともこの額では、何らかの措置を講じて増額しなければいけない、元へ戻さなければいけない、次に地方税を拡張するとすればどうなる、國民
その結果有無を言わさず、あの恐しい戰爭となり、國民は絶対の軍閥の專制下に呻吟するような、國を破滅させるような、こういうことになつておる。私はこういう確信を持つておるのであります。
こういうことにすると、忙しいではあろうが、税務官に一つの責任を負わせ、責任制を確立するという一面にもなり、國民にとつてもきわめて簡便な形になり、煩雜で貴重な時間を費すことも少からしめることになるではないかと思う。これに対して事務当局はどういうお考えを持つておられるかということが第一点。
そういう意味において、この提出予算案自体については、我々は根本的に反対でありますが、今回の修正案におきまして、價格調整費を削ると、そうして價格調整費の中には、我我見るところによれば、單なる價格調整ばかりでなく、恐らくこの修正案の額に相当するくらいの資本の蓄積の強行が含まれておると思われますので、この資本蓄積額を削つて、そうしてこれをこの予算において資本蓄積を強行するその犠牲となる國民生活の面、或いは
○兼岩傳一君 あれですか、そういうふうになると、建設行政が非常に能率的になり、國民大衆の要望に副うのですか、それともただ外との釣合い上一局減らされたというのですか。
從つて國鉄が持つておる不用財産あるいは物品を拂い下げて、なおかつ足りない二百三十億を運賃値上げでまかなおうということになつておりますが、わが党内閣でもそう簡單には今度はやめてもらうわけにも行きますまいし、いずれにしても今度の決算当時、われわれが拝見して、来年、再来年の予算を組むときに、また前の芦田内閣の見そこないのような違算ができて來たら、われわれ運輸委員会で連日審議したのが意義をなさなくなり、國民
それは國民所得、それから國富、すなわち國民財産及び外國の資源、この三つが予算の背景になり、國民経済の具体的の大きさを示すものであります。皆さん御案内の通り、わが國の國民所得は、政府発表によりますと、今年度は二兆九千七百億となつております。
本年度予算は所得税の七割の自然増加を見込んでおりますが、この基礎になる國民所得が、鉱工業生産二割増加という從來の生産目標の達成を前提としておると考えられます。しかしはたして安定化政策に切りかえられました今日、この國民所得が実現できるかどうか、はなはだ疑問であります。安定化方策の強行は、必然的に本年の増産目標の実現を困難ならしめます。
午前中にも出ましたが、われわれの公約として、取引高税は最大な問題だろうと存ずるのでありまして、池田さんも党員となり、國民と公約された御一人であろうと私は信じますが、また私としても、わが党としても、最もこの難局に立つ藏相として、まあ野球でいえばピンチ・ヒツターとして、池田さんを大藏大臣として推薦したのでありまして、われわれはこの取引高税の廃止ということを無視して、われわれの公約はなしとさえ断言できるのであります
○松本(一)委員 先ほど中曽根君の関連質問でほぼわかりましたが、もう少し詳細に私ども調べたいと思うのは、この所得税算定の基礎になる國民の総所得の総額であります。これは二十三年度予算のときは、一兆九千億で、追加予算のときは二兆五千億、今度は二兆九千億となつておりますが、この予算を施行することと、二十四年度の経済事情の見通しからいつて、あるいは相当深刻なデフレに入るのではないか。
それではどうしてこしらえるか、これは先ほど申した通り、こね上げるわけにも行かず、人為的にこしらえるわけにも行かず、強制してこしらえるわけにも行かず、自然に日本の政治の流れがそこに帰着するということ、これらがすなわち民主政治であろうと思いますが指導する政治家諸君が、そういう二大政党論が正しいと考えられるならば、そういう方に輿論なり、國民なりを導くように御協力を希望いたします。
このことが今日の予算編成問題をめぐつての民主自由党の苦悶を通じて、吉田翁初め民主自由党の諸君の、新たな反省の契機となり、國民の深い理解を得るに至りますならば祖國再建への協力態勢を強くする上に、はなはだ意義深いことと思うのでありますが、ただ今日に及んでも、なお公約にとらわれ、今なお今後の公約の実現を、継続手形の濫発で切り抜けようとされるような印象を國民に與えておることに、國民に耐乏を要求しておる内閣として
從つて強力なインフレ対策の実施を遷延いたしますれば、それを長引かせる程、現在の不健全な状態を更に長く続けることとなるのでありまして、かくては、たとえ爲替レートを設定いたしましても、これを維持することは困難となり、國民経済に却つて有害な影響を及ぼすのでありましようし、又待望の民間外國投資も、経済の安定なくしてはその本格的導入を期待し得べくもないのであります。
從つて、強力なインフレ対策の実施を遷延すればするほど現在の不健全な状態をさらに長く続けることとなるのでありまして、かくては、たとい為替レートを設定しても、これを維持することは困難となり、國民経済にかえつて有害な影響を及ぼすものでありましようし、また待望の民間外國投資も、経済の安定なくしてはその本格的導入を期待し得べくもないのであります。