2008-02-29 第169回国会 衆議院 予算委員会 第16号
そのこと以降どうしたかというと、書いてあるのは、航行安全の教育訓練を継続して行っておる、そしてまた、水上行船法とか見張り法等基本的な訓練、不測事故への対応強化も実施しておるということで、これから先もそういうことをしなさい、そして、その他種々の改善措置をとったことに徴し、勧告しない、こういうふうな結論で終わっておるわけですけれども、このなだしお号から学んだ、今最後に申し上げた所為ですね、こういうことを
そのこと以降どうしたかというと、書いてあるのは、航行安全の教育訓練を継続して行っておる、そしてまた、水上行船法とか見張り法等基本的な訓練、不測事故への対応強化も実施しておるということで、これから先もそういうことをしなさい、そして、その他種々の改善措置をとったことに徴し、勧告しない、こういうふうな結論で終わっておるわけですけれども、このなだしお号から学んだ、今最後に申し上げた所為ですね、こういうことを
なだしお号のところを読んでいましたら、ヨットが近所を通っていて、ヨットも来て一人、人を救助したなんという話も書いてあったんですよね。だから、近くに、ああいう東京湾みたいな本当に混雑しているところなら幾らでも船がいると思うんだけれども、そういうところに対する依頼みたいなことは、それはすぐにできるようなシステムになっているんだろうか。
三つ目に、同じく東京湾口で起きた事件、なだしお号事件がございます。これは一九八八年、昭和六十三年、自衛隊の潜水艦と釣り船の衝突事件でありますけれども、大変衝撃的でありました。私も当時、わずか八トンの笹舟に乗って現地の調査に行って、もう大変なずぶぬれになった記憶をしておりますけれども、このなだしお号事件の関係で、いろいろその後対策等をとられてまいりました。
昭和六十三年、なだしお号事件というのがありまして、防衛庁の潜水艦、横須賀沖を、これは海上を進航、航行しているときに、前方から来た観光船と衝突をしまして、このときは三十人も日本国民の命が失われて、激しく防衛庁は非難されました。で、裁判も厳しい対応で、禁錮二年六月という処分を艦長に下しております。まあそれぐらいなら仕方がないかということで、国民もほっとしたんだろうと思います。
日本でだって、先ほど言いましたけれども、なだしお号の事件は禁錮二年六月という刑が下っているわけですから、当たり前のことです、こんなことは。 いずれにしろ、仕方がないですね、それだけ米軍との関係を大切にしたいというのがあなたのお考えだというふうに受けとめておきましょう。
このような事故、例えば潜水艦が民間の船を沈めた、こういうような事故は、日本でもかつてなだしお号と富士丸の衝突事故はありましたが、日本においては、この衝突事故で艦長はどのような責任をとり、民事的にはどのような対応になったのでしょうか、防衛庁長官。
○塩田政府委員 「なだしお」号事件に関連しまして当面の再発防止対策を八月一日から実施いたしております。これは関係省庁協力いたしまして、その出先機関あるいは関係の事業者、それから船舶に対しましてできるだけ綿密に対策を講じてきたわけでございまして、この結果につきましてはまだ集計ができておりませんが、各事業者あるいは各船舶に航行安全対策の重要性を認識してもらった効果があったと考えております。