1992-05-19 第123回国会 参議院 逓信委員会 第8号
○参考人(児島仁君) 簡単に歴史を一、二分で申し上げたいと思いますが、私ども電電公社時代にも国際の業務はやっておりましたが、非常に断片的でございました。つまり、政府の要請を受けたりあるいは向こうの会社との協定によりまして、ある設備の設計の委託を受けて設計だけをやりました。あるいは向こうの機械の保守をする職員の訓練だけをやりますというふうなことはずっとやってまいりました。
○参考人(児島仁君) 簡単に歴史を一、二分で申し上げたいと思いますが、私ども電電公社時代にも国際の業務はやっておりましたが、非常に断片的でございました。つまり、政府の要請を受けたりあるいは向こうの会社との協定によりまして、ある設備の設計の委託を受けて設計だけをやりました。あるいは向こうの機械の保守をする職員の訓練だけをやりますというふうなことはずっとやってまいりました。
場合によりましては、私ども電電公社の中身でありますからみずから業は行いませんが、委託を受けた場合にはある種の設計をしてさしあげるとか、あるいは場合によっては工事の監督を請け負って、委託を受けて行うということをやっておったわけでございます。
○参考人(児島仁君) 歴史的に申しますと、私ども電電公社は大変にたくさんの職員を抱えまして実にいろんな仕事をやっております。したがいましてそこに従事する職員の職種も非常に多様でありまして、働きざまも多様でございます。私は思想的には、大艦巨砲主義の時代は過ぎた、やはり機能に応じて機動的に動ける船団方式で事業をしていきたいと思っております。
○説明員(児島仁君) 私ども、電電公社になりましてから過去六回にわたって五カ年計画というものを策定しておりますが、その五カ年計画というものは設備の拡張計画であると同時に、裏では要員計画、その他資金計画等も含むものでございます。そういった計画は毎回練り直し、練り直しております。
そういったことでございますから、私ども電電公社になりまして既に三十年以上たっておりますが、その間絶対数は事業量の増大に伴ってふえておりますが、例えば加入者の百人単位当たりの従業員数というものはどんどん減ってきておるということは事実でございます。したがいまして、この三十二年間もう毎年のようにいわゆる合理化計画と申しますか、要員計画というものはこれ組み直し組み直ししてまいっております。
○説明員(児島仁君) ただいま電気通信局長からこの趣旨について御説明がございましたが、我が国の電気通信振興のためにこういった機構をつくっていくということに対しましては、私ども電電公社といたしましても賛成でございます。
その際に私ども電電公社の武蔵野通信研究所を視察をしたい、あるいは訪問したいという話もあったようでありますけれども、私どもは直接聞いてはおりません。
ただ、ちょっとお言葉を返すようで恐縮でございますが、私ども電電公社は非常に巨大で民間の販売業者が小さいという説には、いささか果たしてそうであろうかという感じを持っておりまして、私ども現在全国で営業をやることが可能な局所というのは二千店でございます。
もちろん各戸の家庭にまで至るサービスというものは、これは新規参入業者といえども、電電公社が民営化された役といえども、これに頼らなければいけないという時代が当分続くと思います。そういう形の中で新電電と新規参入業者は一面競争関係にあるということで料金は安くなるでしょう。しかし一面、協調関係もなければならない。
私ども電電公社の立場で考えますと、全体が民営化されていく中で、ここの部分がむしろどちらかと言えば国家公務員と同じ扱いになっていくという点につきましては、いささか問題がないではないというふうに考えております。
国鉄の場合は、大都市圏では私鉄に乗客を奪われ、また長距離は飛行機に乗客を奪われる、貨物は自動車に移っていく、このような状況の中で、さらに政治的不採算性の強いローカル線の建設等が進められてきた、これに十分対応できなかったという大きな欠陥はあるといえども、電電公社とは全然違う。
私ども、電電公社と当初開発の話をいたしましたときも、それ以降も、そういうことにつきましては直接電電公社との話はいたしておりません。
○説明員(大星公二君) 立法論的な話でございますので、大変むずかしいことでございますが、従来、私ども電電公社に与えられました電気通信事業の社会的な使命を果たすに当たっては、それなりの企業努力とそれに対応する従業員に対する還元というのをそれなりにやってきたつもりでございます。
〔中西(啓)委員長代理退席、委員長着席〕 この繰り上げ措置につきましては、私ども電電公社としましては、午前中の委員会でもお答えしましたように、高度情報通信システムの推進あるいは通話料の遠近格差の是正といった、事業としての重要な課題に取り組んでおります公社の経営に影響がないわけではございません。
私ども電電公社及び電電公社共済組合といたしましては、ただいま御提起されておられます国家公務員並びに三公社の共済組合の統合という問題につきましては、これによりましても、実は共済年金財政の長期的な安定というものがこのままだったらまだ期待できるというような内容では必ずしもないというような点、それから、公社職員あるいは共済組合員にとりまして、いまのところ直接かかわりがないというような理由による負担増あるいは
私ども電電公社といたしましては、公的年金問題が長期の計画に基づいていろいろこれから改組されていくということはいたし方がないことと思いますし、また、そういう方向にはついていかざるを得ないと思っております。
私ども電電公社といたしましては、集中豪雨だとか台風等によりまして災害が発生する場合、安否の照会電話や見舞い呼が大変殺到いたしまして、通話対策に対しましては苦慮しているところでありますが、一般的には、なるべく多くの通話をさばくために臨時回線を設けたり、あるいは迂回ルートをつくったりして、最大限に呼が疎通できるように対処しておるわけであります。
今回のこの私どもの事件に関しましては、すべて私ども電電公社の責任であるとの自覚に立ちまして、この種問題を二度と起こさないようにその対策に全力を挙げておるところでございます。事件が起きました直後に、副総裁を委員長といたしますデータ通信に関する事故防止対策委員会を設置いたしまして、四つの観点からこの問題の対策を考えている次第でございます。
しかしながら、私どもは今日、かつてと比較して大量化したこういうトラフィックといいますか通話の流れの中で、過去にそうであったからということだけで安心は決していたしておりませんで、本人性の確認あるいは条件として同意を取りつけるとか、もろもろの知恵を出しまして、もちろん私ども電電公社だけでは不十分と考えておりますので、各方面の御意見あるいは助言といったものをちょうだいしながら御納得のいくようなシステムにつくり
私ども電電公社といたしましても、国の方針に基づきましてこの衛星を使わしていただいて通信に利用することにしておりますが、ただいま申しました通信衛星一号は電話換算にいたしまして約四千回線、それから通信衛星一号にしましても約六千回線でございます。一方、衛星通信の方式を使いますと、これは非常に広域性あるいは回線作成の柔軟性、こういった面でいろいろとすぐれた特徴がございます。
○政府委員(守住有信君) 私ども、電電公社の中で、いわゆる公衆電気通信事業に従事する者が行ったという点におきまして、通信主管庁といたしまして非常に大きなショックを受けたわけでございます。
私ども、電電公社の人工衛星、大型衛星の打ち上げ等についてのお話等もあるやに聞いておりますけれども、それについては詳しく公式には聞いておりません。
――その点につきましては、私ども電電公社といたしましては、災害時の通信確保ということが非常に大事なものであるという強い認識のもとに常々対策を進めておるところでございまして、大体大きく申し上げまして三つほどの柱があるように思っております。
それで私ども電電公社の場合でございますけれども、お話のごとく宅内度数計があった方がお客様にとっても便利ではないかということを考えまして、社内でもかなり前から検討を続けてまいっておる経過はございます。
ただいま大蔵省から申されましたように、私ども、電電公社の逓信病院につきましても、われわれの持っております医療資源の地元還元を行いまして地域医療に貢献する、また一面、医療資産の効率的な運用を図りまして病院の収支の改善を図る、両方の見地から一般開放というものを積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。
○山口説明員 私ども電電公社の立場からちょっと将来の見通しということは申し上げにくいわけでありますが、外務省、郵政省の政府レベルでアメリカのUSTRと交渉をされておりますし、私どもは助言といいますか、お手伝いするという形で実は交渉に臨んでおるわけでございます。