1993-06-02 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
特に承認市町村の立場あるいは特定農山村地域の問題、それぞれ従来、特に私ども稲作地帯は、北海道は御承知のとおりここ一、二年は過大な転作を強いられまして、全体的に五〇%以上の転作を強いられたわけでございますから、極端に言えば、北海道の町村が国のそういう政策に振り回されて守りにだけに追われておったと言って差し支えないと思います。
特に承認市町村の立場あるいは特定農山村地域の問題、それぞれ従来、特に私ども稲作地帯は、北海道は御承知のとおりここ一、二年は過大な転作を強いられまして、全体的に五〇%以上の転作を強いられたわけでございますから、極端に言えば、北海道の町村が国のそういう政策に振り回されて守りにだけに追われておったと言って差し支えないと思います。
○政府委員(鶴岡俊彦君) 私ども稲作を行う場合に、まず気象条件に即した各段階における対応が必要であるということから、年初あるいは中間におきまして、想定する気象変動に対応した大きい流れに即してそれぞれの段階の技術指導について指導をやっているわけでございます。またその後の気象条件の予測というのが出ましたら、それに即した技術指導を対応しておるわけでございます。
こういうこととさらにもう一つは、水田を埋めてサトウキビの転作に変わったという、この二つの面が、今日といえども稲作の自給率がたった三%の実情であるということを理解してもらいたい。 だから、沖縄では減反政策とかということは無関係である。増反政策をいかにするかということが課題である。
それ以外に、全体としてそういう零細規模の農家の存在が稲作に与える影響という問題でございますが、私ども稲作の生産の合理化なりコスト低減あるいはそのために必要な大規模化ということを推進しておるわけでございまして、その場合には、やはり農家として見た場合には相当専業的に、またある程度の規模を持って、私どもの言葉で申します稲作の中核的な担い手となるような方たち、またそういう方たちを中心にした地域の機械等を使いました
これに対処いたしまして、私ども稲作の基本技術、品種の選定でありますとか苗づくり等々の基本技術の励行を徹底すべく指導をしておるわけでございますが、御承知のとおり、昨年来、そういった不良条件を克服できるようなたくましい稲づくりを目指しました新稲作運動を関係団体等々と進めておるところでございまして、今後とも稲作の生産力の強化には努力をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
いかに奨励金による補てん措置が講じられておりますといえども、稲作に力点を置きました農家を大豆作あるいは飼料作物作、コンニャク作の栽培に移行させることは大変困難なことでございました。地域に適合した品種の選定、栽培技術についての不安が余りにも大きく、そのため普及組織は農民の不安の解消と新作物への取り組みを勇気づける等、普及関係者の努力がなければこの政策の遂行は不可能であったと思います。
今度は、私が考えるとおよそ九十俵前後生産をする農家まで除外対象を引き上げた、こういうふうになってきているわけですから、私の申し上げたいことは、一ヘクタール未満農家といえども稲作の所得を家計費に充てているわけですよ。農家経営に大きく寄与させているわけですね。したがって、その農家の存在を無視することにつながらないか。
○渡邊(五)政府委員 おっしゃるように、今回非常に現実に即した御要求の態度をとられたということは、それだけ日本の農業といいますか、稲作を取り巻く現況が非常に厳しいということ、大幅な生産調整を現在実施している、かつ、財政的な面から申しましても、かなりの厳しい条件下にあるという現状を理解されてそのように考えてこられたと思うのでございますが、私ども、稲作自体の方向としましては、かなり経営的に進んでいる面もうかがわれます
○倉石国務大臣 四十六年度予算を御審議願っておるわけでありますが、私ども、稲作転換のために一つの重点を置いておりますのは、野菜の生産拡充強化をはかること、その中には、例の野菜指定産地制度の拡充を一つやっております。それから、いままでは、果樹園等では畑地かんがいをたいへん喜ばれましたが、野菜にはなかなかそういうことを希望されなかった。
先生から御指摘ございましたように、私、事務的なお答えしか申し上げられない点は御了承願いたいと思うのでございますが、まだ予算が決定をいたしておりませんために事業の名称はまだ確定いたしておりませんが、仮称といたしまして、私ども稲作特別対策事業というような名称でいろいろ検討いたしております。金額は、先生御指摘のごとく、二百二十五億という考え方でございます。