2018-04-10 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
○国務大臣(齋藤健君) 委員の気持ちは分かりますけど、やはり私ども畜産の振興とか図る立場の役所でありますので、やはり安全面について水際でどうするかというのは私どもの判断ではなくて、それを専門にやっている部局できちんと判断していただきたいなというふうに思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 委員の気持ちは分かりますけど、やはり私ども畜産の振興とか図る立場の役所でありますので、やはり安全面について水際でどうするかというのは私どもの判断ではなくて、それを専門にやっている部局できちんと判断していただきたいなというふうに思っております。
ただ、本事業は平成十六年度までの措置というふうになっているわけでございまして、ただいま委員からのお話の平成十七年度以降のこの取り扱いにつきましては、これまでの実績でございますとか、あるいはこれまでの効果といったようなことを十分踏まえまして、私ども、畜産物価格の決定にあわせて検討をしてまいりたいというふうに考えている次第でございます。
今般の畜産物価格の決定に際しましてもこの問題が大きく取り上げられまして、また大臣からも全力を挙げてこの家畜排せつ物の整備に取り組めという御指示もいただきまして、私ども、畜産環境整備促進特別プロジェクトというものを組みまして、残された期間は短いわけでございますけれども、全力を挙げて取り組む覚悟をしているところでございます。 予算でございます。
○国務大臣(武部勤君) BSE調査検討委員会も大詰めの御議論をいただいておりますので、その報告をいただきましたならば、当初から私ども、畜産・食肉衛生行政の一元的な在り方というものと行政の対応上の問題について御検討いただいているわけでございますので、当然、この食品問題に関する行政組織の対応について、どういうシステムにしていくべきかというような、そういう御提案もなされるのではないかと、こう期待しておりますので
私ども畜産の分野でさまざまな担い手、特に後継者と言ったらよろしいでしょうか、これはほかの畑作あるいは稲作部門と比べましてかなり後継者を確保している分野ではあります。しかしながら、それでも先生御指摘のとおり戸数が減少しておるというようなことがあらゆる畜種において見られるわけでございまして、それに対しても、どうやって戸数の減少を食いとめていくかと。
○政府参考人(永村武美君) 先生おっしゃるとおり、私ども、畜産農家から出てくるふん尿は、基本的にきっちり堆肥に還元をし、畑地あるいは水田にきちんと有機質として還元をする、これがまず原点だというふうに考えております。
したがいまして、平成六年には十九ヘクタールというふうに落ち込んだわけでございますけれども、私ども畜産局とも連携をとりながらこの振興に努めているところでございまして、十一年度には八十七ヘクタールというふうに相当程度回復基調にあるというふうに考えております。
○説明員(城知晴君) 新たな基本法の目指すところにつきましては、私ども畜産分野におきまして、まず畜産の自給率の向上ということを中心に考えなきゃいかぬだろうと思っておりまして、一番最大の問題となりますのは、重量ベースの自給率もさることながら、カロリーベースの自給率が畜産はたしか一七%と記憶いたしておりますが、極めて低いという状況にございます。
○中須政府委員 御指摘のとおり、家畜ふん尿の 適切な処理ということは、もちろん私ども、畜産というものを所管しておる立場から、極めて重要な課題というふうに考えておりますが、同時に、ただいまお話ございましたように、環境に与える影響、人の安全という面でも、見過ごすことのできない重大な問題もはらんでいる、こういうことでございます。
○中須政府委員 私ども、畜産物に関しましては、それぞれ一定の需要と生産の長期見通し等に基づきまして需要の見通しを立てた上で、できる限りこれを国内生産で努力をしていこうということで、生産面での努力目標というかそういうものを設定してやってきておりますが、具体的な数値として、戸数についての目標というものは現実には掲げておりません。
○中須政府委員 私がただいま手元に持っております、私ども畜産局では、公共、非公共合わせて、各種の畜産環境整備というふうに申しておりますが、堆肥施設等、一連の環境施設の整備に助成をしてございます。その国費のベースで平成七年度、補正額を含めて百四億円、平成八年度、補正予算額を含めて九十六億円、こういう数字がございます。
これは大部分は、例えば産地におきます屠畜とか食肉の加工処理……(石井(紘)委員「そういうことはいいから、資料を出すか出さないかということだけ言ってください」と呼ぶ)私ども、畜産振興事業団の経理の内容につきましては、閣議決定された内容に基づきまして、公開をし、透明性の確保に努めております。 御指摘の資料につきましては、後日提出をさせていただきます。
私ども畜産局の方でも、あわせまして酪農と肉用牛の近代化の基本方針、これは平成十七年度を目標年次とするものでございますけれども、そういった基本方針を策定したところでございます。 その中では、特に牛乳・乳製品につきましては、全体として需要がかなりまだ伸びが見込める、これは欧米諸国と比べましてもまだ日本の消費水準がかなり低いということもございます。
これは環境庁も畜産局も、特に環境庁ですけれども、これは、いやまあ何とか私ども畜産の健全な発展を期待しておりますなんという言葉だけで済ませるそういう段階ではない、私はこう思います。本当に、一遍だめになってしまったら、これは二度と復活させることは極めて難しい。
○東(久)政府委員 基本的なラインは大臣からお答えいただいたとおりでございまして、私ども畜産、酪農の関係者といたしましては、不足払いの制度を今回の交渉の中で守りおおせた。それは国家貿易を守り、相当高い関税相当額を張ったということで、そのままとはいきませんが、その不足払い、すなわち、生産者の合理化のペースに従って安い畜産物を供給していくことができる体制を維持できたというふうに我々は考えております。
しかし、実際にその制度を使って中身がどうなるかと、こういうことは具体的な個々の作目なり個々の経営というのがそこで展開されるわけでございますから、言うまでもなく私ども畜産というものがいわば入れ物を使ってどういうふうに畜産の発展を図る、同時にそれが中山間地域の振興につながっていくと、こういう形で利用させていただくというか、そういうふうに連携をとってやっていきたいと思っております。
○政府委員(赤保谷明正君) 幾つか御質問がございまして、一つは適正使用についての問題でございますけれども、私ども畜産局としましては、この監察結果、勧告を踏まえまして、畜産局長通達によりまして動物用医薬品、飼料の適正使用に関する指導の徹底について都道府県を指導する、都道府県にやっていただいていますから都道府県を指導するとともに、会議の開催、それから運用通達の改正によりまして、今もお話ございました指導対象農家等
ただ、傾向といたしましては、私ども畜産統計で規模別の酪農家の動向調査をやっておりまして、それによりますと、どうも離脱するのと上に上がるのとの分岐点は、都府県では成畜が大体三十頭層が分岐点になるだろう、北海道では成畜五十頭層が分岐点になるのではないかと考えておりまして、北海道の場合ですと、むしろ五十頭以上層が大幅にふえているというような事態になっております。
私ども畜産局におきましても、今申し上げましたように職員を派遣して実態の調査、把握に努めております。 それからその際、その被害地域及び家畜の疾病の予防のために、都道府県に対して、消毒等の徹底といった家畜衛生対策の一層の強化をするように指導をしておりますし、また越冬用の飼料の確保についても指導いたしております。
先般、三月十五日でございますが、畜産振興審議会の総会におきまして、私ども畜産局長の報告という形で、最近の畜産をめぐる情勢につきまして報告いたしました。
今御指摘のように、地域内におきます深刻な対立という状態を避けるために何らかの手法があるかどうか、手続があるかどうかということにつきましては、先般の答弁の直後に私ども畜産局といたしまして中央競馬会の方にも検討を要請したところでございますし、現在私どもも鋭意検討を進めているという段階でございます。
○政府委員(京谷昭夫君) 私ども、畜産物の生産コストの低減という問題が大変焦眉の課題であるということで、畜産物の生産コストの中でかなりのウエートを持っております購入飼料、いわゆる配合飼料を中心としました購入飼料の農家負担というものをできるだけ低減する方策を考えていく必要があるというふうに考えておりまして、その具体策について検討をしております。
私ども畜産試験場その他を中心といたしまして、現在までもそのような分野の試験研究の体制、予算等を充実してきておるわけでございますが、さらにこのような受精卵ベースの試験研究、さらに進みましていわゆる遺伝子ベースの研究を進めなければならないというふうに考えております。