1975-06-13 第75回国会 衆議院 商工委員会 第23号
○野口政府委員 私ども、機屋その他生糸を原材料にするその加工製品を担当しております者といたしましては、全く先生のおっしゃるとおりでございまして、もちろん三十万の養蚕農家も大事だと思いますけれども、いまおっしゃるように、中小企業を中心とする機屋その他生糸を使って生産している業界のバランスのとれた発展を図ることが私どもの使命と心得ております。
○野口政府委員 私ども、機屋その他生糸を原材料にするその加工製品を担当しております者といたしましては、全く先生のおっしゃるとおりでございまして、もちろん三十万の養蚕農家も大事だと思いますけれども、いまおっしゃるように、中小企業を中心とする機屋その他生糸を使って生産している業界のバランスのとれた発展を図ることが私どもの使命と心得ております。
三十年前後、私ども大体機屋の加工賃の中に占める労務賃はせいぜい三側程度、私ども機屋は大体加工賃の中に占める労働賃金というものは、まあ三分の一ぐらいの程度が健全な経営の内容であろうというふうに考えておったのでございまするが、現在はもうすでに五割、六割、下がった工賃の中でさらに五割、六割というものが労働賃金として払わなければならない現状でございます。
私ども、機屋さんのふところの中のことはよくわからないので、あるいはおしかりを受けますかわかりませんが、輸出織物につきましては、私は、ものによりましては二十万ちょっと上でもまあ損はなさらないのじゃないか、しかしながら、二十万何千円とかとなりますと、やはり織物の輸出が減ってくるのではなかろうか、かように考えております。
そうしてその毎月月末なら月末に押えた台数によつて生産制限がなぜできないのかということが私ども機屋で一番大きな疑問なのでございます。