1993-06-03 第126回国会 参議院 法務委員会 第9号
今申しましたように、改正法の影響等を見守りつつ、またいただいておりますいろんな御意見を踏まえつつ、私ども手数料制度を所掌する立場として常に関心を怠らないように、また今御指摘の民事訴訟法の改正作業の進行を見守りながら関心を怠らずに検討してまいりたいというふうに考えております。
今申しましたように、改正法の影響等を見守りつつ、またいただいておりますいろんな御意見を踏まえつつ、私ども手数料制度を所掌する立場として常に関心を怠らないように、また今御指摘の民事訴訟法の改正作業の進行を見守りながら関心を怠らずに検討してまいりたいというふうに考えております。
検討中であるということの理由は、やはり私ども手数料を決める際の一つの物差しとしまして、民間金融機関の動向を今じっと見ておるところでありますが、都市銀行に限らず各地域の金融機関の動向等がまだ少しまちまちのようでありまして、あとしばらくその動向を見た上で判断したいというふうに考えているところであります。
それからもう一つは、例えば取引につきまして仲介といいますか媒介、代理、あっせん、そういったものの対価といたしましてそれ相当の金額をあらかじめ締結されました契約等に基づきまして支払う、こういうのは私ども手数料というような概念であれしておりますけれども、今言われております一般的なリベートの中に入るのじゃないかと考えております。
したがいまして、予算の組み方等につきましては、その性格によっていろいろございますけれども、実質的にバランスがとれているようにということで、私ども手数料の設定に当たりましてはそのバランスの確保に十分努めているところでございます。なお今後とも一層そのバランスがとれるように、あるいは積算方法の合理化につきましても努力する余地があればそれを詰めていきたいというように考えております。
○坂本説明員 ただいま申し上げましたように必ずしも大企業あるいは超大企業といったものばかりではございませんけれども、いずれにしろ私ども手数料の額を決めさせていただくに当たりましては、一応これに要しますコストを前提といたしまして、それに基づきまして算定はいたしておるわけでございます。
それからなお裁判所の予算との関係でございますけれども、実費主義ではございませんので、必ずしも裁判所の予算が幾らだから一件当たり割り戻して幾らというふうなこととして私ども手数料制度を考えておりませんので、あくまでも四十六年の制定当時の状況というものを基礎として、その後の変化をここで是正するという立場で考えた次第でございます。
まず、なぜむずかしいかという第一点でございますが、これは最初の法律を出しましたときにもいろいろそういうことの話があったわけでございますが、私ども手数料をはじめそれの費用を入れ込んでやっておれば、これは警察としてその場合に公安委員会が渡すということも可能であったと思います。
また現在の段階におきまして、私ども手数料がはたして適正であるかどうかということにつきましては、絶えずそれを念頭に置いて、卸売り会社の経理についても検討いたしておるわけでございますが、ただいまの段階における経理状況において手数料の引き下げを行ないますことは、卸売り人にとって相当過酷に過ぎるのではないかという見解を持っております。
青果につきましても、現在の段階では、私ども手数料をもう一度切り下げることはどうも少し無理ではないかという判断をいたしております。 ただ、御指摘のように生産者のための出荷奨励金につきましては、これは三十八年の七月の閣議決定以来相当制約をいたしておるわけでございますから、卸売り人の経営が多少よくなりましたことにあわせて、出荷奨励金を再検討するように、現在作業をいたしておるわけであります。
○大和田政府委員 繰り返して申し上げることになりますけれども、私ども手数料を引き下げる余裕があると申しますか、引き下げるべきときにこれを引き下げないというふうに申し上げておるのではございません。これは三十八年のときでも、一・五ないし一%青果物について手数料を引き下げたわけでございますから、不断に検討はいたしております。
そこでまた、あなたのほうがいまおっしゃる、実際は話し合いでやるんだという場合、その場合は、希望に応じてやらなかった場合といえども手数料をお取りになるのですか。
○板野説明員 具体的の点につきましてはまだはっきりいたしておりませんが、一応この予算上必要な手数料につきましては、従来の簡易郵便局の手数料よりも若干これを上げていかなければならぬ、こういう考えのもとで私ども手数料の関係のことは大体見当をつけまして、そういう要求をしている状況でございます。
○坂口説明員 先ほども申しました通り、手数料は来年度約一割程度新規のものにつきまして少い予算を計上いたしておりますが、私ども手数料を出しますにつきましては、各代理金融機関の貸付に要しまする費用、それから危険負担というものを考えながらやってきております。