2007-04-09 第166回国会 参議院 決算委員会 第3号
○参考人(安居祥策君) 今の統合に対する問題点という御質問でございますが、私ども中小公庫にとりましては一般貸付けがなくなるということになっております。ただ、特別貸付け、いわゆる政策金融という部分は非常に重要な金融でございますが、これがきちっとした形で更に頑張っていくということになっておりますので、そういう意味できちっとした格好で新機関に承継されるというふうになるんだろうと思っております。
○参考人(安居祥策君) 今の統合に対する問題点という御質問でございますが、私ども中小公庫にとりましては一般貸付けがなくなるということになっております。ただ、特別貸付け、いわゆる政策金融という部分は非常に重要な金融でございますが、これがきちっとした形で更に頑張っていくということになっておりますので、そういう意味できちっとした格好で新機関に承継されるというふうになるんだろうと思っております。
したがいまして、こういうような地域格差をミクロ段階でどうしていくかということは、私ども中小公庫としたらそれなりのところをやっておりますけれども、これも先生おっしゃるとおり、融資先の五万社というところは平均の貸し付けが一件当たり八千万円でございますから、かなり、日本ブランド的ないいところが割合多いというのが一つ。これは、工場も私は全部見て回っておりますけれども、非常にいいところが多い。
したがって、これもやはり今後の金利の情勢というものを注視をし、それに応じて対応するということでございますが、私ども、中小公庫に対しましては、不断の経営の合理化努力というようなことは指導をいたしておるところでございまして、公庫といたしましても、例えば情報化を行うというようなこととか、あるいはOA化を進めるというようなことによって合理化を進めておるところかと思います。
○政府委員(新欣樹君) 設備投資でございますけれども、従来の景気回復期のパターンとして考えてみますと、まず中小企業の設備投資が先に回復していく、それからその後大企業が回復をしてくる、こういうパターンであったわけでございますけれども、今回の設備投資の数字を拝見いたしておりますと、昨年の秋に行いました調査によりますと、私ども中小公庫の調査によりましても、平成七年度の設備投資はようやく四年ぶりに水面上に頭
また、今回発行限度が三十倍に引き上げられたことに伴いまして、発行限度額がかなり高くなるわけでございますが、毎年毎年の公庫債をどの程度発行するかということは、一方におきましては、その時点の金融情勢、起債市場の状況等もございますし、他方におきましては私ども中小公庫の資金需要という点もございますので、その辺を総合勘案しながら当局と十分相談してまいりたい、かように考えております。
それからなお、金利負担の問題でございますけれども、この点につきましては、私ども中小公庫の普通金利は八分二厘でございますが、六分五厘ということで災害並みという特利としての最も低い金利を適用するということに踏み切ったわけでございまして、現在のところといたしましては、制度的にはどうしても六・五%以下の金利にすることが困難でございますので、六・五%ということでまあ中小企業界にもこれで了承していただくように指導
それから担保がなかなか最近の現状ではないというような事情もございますので、金融措置については、私ども中小公庫等政府関係の金融機関から特別に融資してもらうように従来もやってまいりましたが、今後もそういった面で努力してまいりたいというふうに考えております。
各支店とも中小企業者の私ども中小公庫に対する資金の需要は依然として衰えを見せていないので旺盛でございまするけれども、内容的に分析して見ますると長期運転資金の増加の傾向が六月以降だんだんふえてきておるというふうに考えられます。