1991-04-03 第120回国会 参議院 予算委員会 第14号
日米加ソの四カ国の協議は続けられておるわけでありますけれども、私どもサケ・マスについては、日ソの関係で長い歴史があるものですから、この機会に日ソ関係で十分な話し合いを詰めて日米加協議に対応していきたい、そう考えております。
日米加ソの四カ国の協議は続けられておるわけでありますけれども、私どもサケ・マスについては、日ソの関係で長い歴史があるものですから、この機会に日ソ関係で十分な話し合いを詰めて日米加協議に対応していきたい、そう考えております。
実は私ども、サケ・マス漁業に限らず、我が国の国際漁業が新しい国際的な海洋秩序の変化に伴いましていろいろな影響を受ける機会が多くなっておるということを踏まえまして、そういった国際漁業のいわば再編成、減船を含む再編成ということが余儀なくされるケースが大変多くなるということを考えまして、昨年の十二月に「国際漁業再編対策について」という閣議了解を行っております。
たとえば、一番最初に長々とエビ、サケ・マス、マグロあるいはイカ、生産量、在庫あるいは価格、いろいろ御答弁いただきましたけれども、聞いていて、肝心かなめのサケ・マスについて、かずのこと同じようにかなり海外での買い付けが行われて大変な事態になって、私どもサケが高値になったり、あるいは買えなくなったり、そういうような思いをしているわけですね。
ソ連は、公海といえどもサケ・マスに限ってソ連の管轄下に入るというもので、まことに不当きわまる要求だというふうに私は言わざるを得ません。仮に四万二千五百トンで合意したとしても、これでは漁場が縮小されて四万二千五百トンは消化がむずかしいのではないかと私は思います。仮に報道されているような事態になれば、この問題はわが国のサケ・マス漁業の死活問題でありまして、断じて容認はできない問題だと私は思います。
それは、私どもサケ・マスを考えていきます場合に、その資源問題ということを一番前提として考えておるわけであります。
まず日米加の問題につきましては、これは私どもサケ・マスのほかに他の魚もあるわけでございます。しかしながら、一番典型的なものはサケ、マスでございますし、当時この条約がつくられましたときの環境と現実がだいぶ変わって参っておる。