1987-09-02 第109回国会 衆議院 文教委員会 第3号
職員団体、とりわけ日教組が果たしてきた役割というのは、いろいろな批判はありますけれども、戦後果たしてきた役割というのは非常に大きな部分がある、私はこう思うのです。例えば学力テスト反対闘争だって、文部省が強行した全国一斉学力テストが今日の教育の荒廃の原因を生んだことは否定できない事実ですよ。
職員団体、とりわけ日教組が果たしてきた役割というのは、いろいろな批判はありますけれども、戦後果たしてきた役割というのは非常に大きな部分がある、私はこう思うのです。例えば学力テスト反対闘争だって、文部省が強行した全国一斉学力テストが今日の教育の荒廃の原因を生んだことは否定できない事実ですよ。
そういうふうな問題教師排除云々と言いながら、それと関連する形で組合活動やとりわけ日教組という固有名詞を取り上げてなぜそこでこういう形で発表しなければならないのか。日教組運動がいいとか悪いとかということを私ここで論じようとは思わないのです。教職員団体だっていっぱいあるでしょう。教職員の活動といったって広い分野にあるでしょう。
そういう意味では、言いにくいけれども、たとえば官公労のストライキ、とりわけ日教組のストライキあるいは三里塚闘争あるいは成田闘争、みんな法律無視においては軌を一にしておるんですよ。(「共産党の火炎びんがもとだ。」と呼ぶ者あり)いま話が出たけれども、とにかく今度の日本赤軍、火炎びん学生あるいは成田闘争の新左翼、これはみんな同種同根じゃありませんか。(「右翼はどうなんだ、右翼は。」