1981-10-14 第95回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
これは一体どういうふうにこれから——枠拡大がこの特恵関税でも行われておりますし、輸入の面でも五千トンもこうして入っている、これは国内のでん粉かすによるクエン酸を製造する皆さん方にとっては大変でありまして、国内消費が大変困っているという状況でありますから、ひとつこの辺の輸入の面について、通産省の方ではどういうふうにお考えになっているか、そしてまた、農林省としては畑作振興の立場でこの問題についてどう対処
これは一体どういうふうにこれから——枠拡大がこの特恵関税でも行われておりますし、輸入の面でも五千トンもこうして入っている、これは国内のでん粉かすによるクエン酸を製造する皆さん方にとっては大変でありまして、国内消費が大変困っているという状況でありますから、ひとつこの辺の輸入の面について、通産省の方ではどういうふうにお考えになっているか、そしてまた、農林省としては畑作振興の立場でこの問題についてどう対処
○渡邉(文)政府委員 先生御指摘のように、南九州地域におきますでん粉の製造過程で生じますでん粉かすの大半は、クエン酸の原料として使われておるわけでございますが、その処理が円滑に行われるかどうかというのは当該でん粉工場の操業上も大変重要な問題であるわけでありまして、今後の南九州の畑作農業の安定のためにも、でん粉かすを使用してクエン酸を製造するメーカーの役割りは大事なものだというふうに私ども考えております
このために、これまでもやっておりますが、草地の開発あるいは飼料作物の増産、稲わら等の有効利用のほか、農産加工副産物であるでん粉かす、ビールかす、果汁しぼりかす等の飼料化等につきましても推進する必要があるものと考えて、従来から関連事業の実施、研究の推進に努めております。
亜硫酸パルプ廃液を原料とする酵母であるとか、あるいはでん粉かすを利用するものであるとか、その中にはもちろん石油たん白と言われておりますノルマルパラフィンの資化酵母だってあるというふうにそれぞれのことが書かれてございまして、いま御指摘の一番最後の早急な実用化を期待したいというところには、「SCPの早急な実用化を期待したい。」
それから、いまのでん粉かすの利用については、これはもう同じように北海道と南九州で公害の問題が出てくるわけでありまして、特殊なにおいもいたしますものですから非常にいやがられるということと、おっしゃるように豚の飼料として近ごろ余り使わなくなってきました。そういうものが非常に効率高く利用できるということでありますならば、私どもも積極的に取り組んでみたいと思っております。
この発想は、実は、でん粉工場で昔はでん粉の廃液とでん粉かすをそのまま豚に食わせたのですけれども、いまはなかなかそうはまいりませんで、あれが公害の発生源になるなんて言って現地ではえらく困っているわけですが、ここに目をつけまして、このでん粉かすの中のたん白質の非常に高い部分を抽出し、それからまた低たん白の部分も抽出するという工程が技術的に大体見通しが立ってきているのです。
ったわけでございますが、われわれも牧草につきまして乾燥の悪い、特に乾燥のときに雨を受けるということによって牧草の質が悪くなる、それが酪農経営にいろいろな問題を引き起こしてくるということは十分承知いたしておるわけでございまして、これを先ほども申し上げましたとおり、九月十五日現在で道庁に一斉に農家を調べていただきまして、どの程度の被害状況であるか、それにかわるべき粗飼料、先生のおっしゃいましたビートパルプなりでん粉かす
他の課なり他の局との関係で、農林省自体いまのところは横の連絡をとりながら、あるいは水産庁、あるいはまた農林省関係、あるいは米でも農薬でも、同時にこれまた同じでん粉かすでも、こういうようなものをつくるそれぞれの課がみんな指導がまらまちですから、連絡し合って、公害防除に関しての一つの機関に農林省がまとめるべきじゃないかと思っているのですが、こういうような機関はいまあるのですか、ないのですか。
ただ、合理化事業とこの汚水というか、公害問題とは多少問題の発想方法を異にいたしておりますので、多少取り扱いも異にするのではなかろうかと思いますが、われわれといたしましては、北海道の場合は大量の汚水が発生すると同時に、逆に大量の飼料の原料となるであろうでん粉かす並びにたん白質が排出されますので、そのえさとなるべきものを回収すれば、当然廃水は先生十分御存じのように多少でも緩和されるということで、これは農林省内部
紅茶、果実の粉、バレイショの粉、それからグルテン及びその粉、大豆油等の植物油、マーガリン及びショートニング、タラコ及びかずのこ調製品、くん製のホタテガイ、貝柱及びイカ、それからチューインガム、ケーキミックス、マカロニ類、でん粉から製造した食用調製品、パッフドライス、コーンフレーク、冷凍パイナップル、レモンジュース、アルコールを含まない飲料のもと、レモネード等、それからでん粉かす、大豆油かす、なたね油
その水綿は何のために出るか、でん粉かすですよ。
その原因はでん粉かすだという。じゃ、でん粉かすは何だというと、北海道ではこれは農業立地上重要な一つの産物である。したがって、それを育成し助成しているのが北海道庁でしょう。むげにそれを断わるわけにはいかない。水をよごせば困る、ジャガイモによってでん粉かすをとる、これをやめろというわけにはいかない。
そして、たとえばでん粉かすを流す、それによって漁業はできなくなる、したがって、それに対して紛争が起きる。両方とも、一次産業または二次産業でこういうような争いになってしまうではありませんか。産業の調和をまっ先に出したら、永劫にこの水は解決できません。したがって、解決できる方法は、これはもう生活環境の保全です。
これはでん粉かすを多量に含む廃水が漁場に流れるわけでありますが、これが滞流、腐敗発酵する。これは、その近傍に行きますと、非常にくさいことは御承知のとおりであります。無酸素状態であります。二次的には水わた(水生菌)を多量に発生させます。この水わたが魚介や藻類のえらにからんで窒息させたりする。それから漁具にからみまして操業を非常にむずかしくする。
ただ、カンショでん粉からくる汚水処理の問題につきましては、非常にやっかいな困難な問題がございまして、カンショでん粉の汚水あるいはでん粉かす、これらが河川に沈でんする、その結果、河川が汚濁する、あるいは沈でんするために、魚害がそこから生ずるというような問題がいわれておるわけであります。
あるいはまた生産費から差し引く副産物収入等についても、最近の実情からいうと、でん粉かす等は、政府として相当これを高目に評価して、副産物収入とみなしておったわけですが、最近の実情は、そういうものは価値としてあまり計算すべきものでないということにもなっているわけです。その間の製造経費あるいは副産物収入の関係は、前年に比べてどういうような計算を進めておるわけですか。