1954-10-06 第19回国会 衆議院 労働委員会 第40号
それでただいま委員長さんから読まれたように、輿君の陳情書があるといいましたが、それには、私はそういうことは言わないとありましたが、私に対しては、どてつぱらに風穴を明けてやるぞ、覚悟しているか、そんなものはたたき殺してしまえ、ちつともおつかなくねえぞ、こういうような暴言をもつて私たちをつるし上げたのです。
それでただいま委員長さんから読まれたように、輿君の陳情書があるといいましたが、それには、私はそういうことは言わないとありましたが、私に対しては、どてつぱらに風穴を明けてやるぞ、覚悟しているか、そんなものはたたき殺してしまえ、ちつともおつかなくねえぞ、こういうような暴言をもつて私たちをつるし上げたのです。
それでも何も言わないと、今度はコルト四十五の安全弁をはずしながら、裸にして、ぼくの下腹部へ突きつけて、言わなければどてつぱらに風穴が明くという調子だつたのです。その拷問がここで二週間飲まず食わずで、彼らは食事は持つて来るのですが、取調べる人間が入れかわり立ちかわり来るから食事をするだけの時間の余裕がないのです。飲まず、食わずの状態で、ほとんど睡眠もとらないでその中に二週間いたのです。