2018-03-29 第196回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
先ほど大規模なつり橋の話をしましたけれども、ああいった補修は大手の方々にお任せをしなくちゃいけないと思いますが、こうした地元の土砂災害のような、地域に精通した人たちにしっかりとお任せをしなければならない、こういったテーマもあろうかと思います。今後とも建設業界の健全な発展にしっかりと対応していただければ有り難いと思います。
先ほど大規模なつり橋の話をしましたけれども、ああいった補修は大手の方々にお任せをしなくちゃいけないと思いますが、こうした地元の土砂災害のような、地域に精通した人たちにしっかりとお任せをしなければならない、こういったテーマもあろうかと思います。今後とも建設業界の健全な発展にしっかりと対応していただければ有り難いと思います。
高知県の仁淀川町では、直轄のダムである大渡ダムの付け替え道路として、お手元の写真、資料五でございますけれども、一九八三年に設置されました延長四百四十四メーターの大規模なつり橋の湖水横断橋、大渡ダム大橋といいますけれども、これが事業完了後、地元の町に移管をされていました。これが老朽化によって問題が生じておりましたけれども、道路管理者である町には診断能力も修繕能力もありません。
かつての地方活性化のための政策は、一九八九年に竹下内閣でふるさと創生一億円の事業、あるいはふるさとづくり事業など、そのときにはいろんな議論がありまして、結果的には、思い付きだとかあるいはばらまきだとか、そういうこともありましたけれども、我が県においては、その一億円によって、それが起爆剤となって、例えば久慈郡といって今の梶山先生の地盤のところなんですが、山の中につり橋を造って、今でも多くの観光客が来ていると
しかし、つり橋にしたところもあるね、おたくが、それはおたくの話で。奈良県でも一つやったな。結構いろんな、あちこち回りますと、あのおかげですというのが結構残っているところがあるね。 まず、地方にすごく格差が出る、アイデア、使い方でね。その使い方が出る理由は首長さんですよ。同じ町の大きさであっても、その金を生かしてばあっと使っていくところと全然使い切らないところと。市長が駄目だったら駄目。
だから、つり橋あるところは、これで何かやってみたらいかがですかと言ったって、いや、それはもうこれは禁止されているからねと、こう言うんですよ。 そういうことで、問い二になるんですが、大臣は所信の中で、地方創生はお任せ民主主義から脱却こそが肝要であり、知恵は現場にこそあると述べられているんです。であれば、なぜこんなに格差付いたと思いますか、大臣、ちょっと答えてください。
次に、浜松市の中山間地域に位置する天竜区佐久間町川合地先の国道四百七十三号原田橋は、昭和三十一年に一級河川天竜川に架設されたつり橋です。 平成二十四年四月、主ケーブルの一部に損傷が見つかり、国土交通省を初め関係機関からさまざまな技術支援、御助言もいただき、河川内の仮設道路の設置、旧橋の補修及び新橋へのかけかえ工事などに取り組んでまいりました。
○深澤政府参考人 委員御指摘のように、国道四百七十三号原田橋は、平成二十四年四月につり橋のメーンケーブルの損傷が発見され、補強工事を実施し、新橋へのかけかえ工事を実施しておりましたけれども、平成二十七年一月に土砂崩落が発生し、旧橋、新橋とも落橋したものであります。
笹子トンネルに関してはもう皆さん御案内ですけれども、今年の二月には浜松市のつり橋のワイヤーが切れて七名が巻き込まれるという事故が起きております。最近では、苫小牧市で街路灯が倒壊するとか、広島市の信号機が落下するとか、あるいは東京都内でも区道が崩落をするというような事故が相次いでいるわけでございます。
具体的には、アーチ橋とか斜張橋とかつり橋等の大変複雑な構造形式の場合には、たとえコンサルタントとか施工業者、ゼネコンに技術力があっても、発注者側にもそれ相応の判断力とか技術力が必要になると思いますので、そういった場合のケースを想定した規定を設けさせていただくこととしております。
例えば土木建築の世界で有名な例は、一九四〇年にワシントン州のタコマのつり橋が崩落しました。これは、あそこには台風はありませんけれども、かなりの風が吹いて崩落しました。そのときに、全てのものには固有振動数というのがあって、風が息をすることによって共鳴して落ちたということがわかったわけですね。
浜松市が行いました点検によりまして、今お話がありましたように、つり橋を支えますケーブルの複数の箇所で破断などが発見されたということで、四月二十四日から全面通行止めの措置がとられました。 この橋の通行止め、非常に迂回延長が長くなります。
そういった中で、下流の川というのは結構つり橋だったりすると思うんですが、いわゆる上流の既存の橋と今回の決壊の関係、そういったところが原因であふれたというふうに考えられるようなところは今回どのくらいあったのか、ちょっとお伺いをしたいというふうに思います。
現在は国道百六十九号線、当時の県道と私の自宅の方を結ぶつり橋が流失をして、その復旧に三年弱もかかる、そういう時代でありました。当時の県道は路肩から根こそぎ消滅をするというふうな大惨事でありまして、二十数カ大字が、一切無傷であるという大字がないような、そんな災害の中であります。
したがいまして、橋の形式は、選定に当たって、アーチ橋やあるいはつり橋など幾つかある中から、経済性や施工性等を総合的に判断して決めた合理的なものでございます。 旧道は、もう御存じのように、菅さんも見られたとおりだと思いますけれども、山間部にありまして、急カーブ、急勾配が連続しておりまして、朧大橋はこの渓谷部を渡る最短のルートであります。したがって、非常に合理的なものだと思います。
例えば、過疎地で苦しんでいる大分県の九重町では、人が通るつり橋としては日本一長い夢大つり橋というのを造りましたところ、十月三十日のオープン以来、毎日一万人を超える観光客が来ているといって話題になりました。それから、青森の田子町の田子ニンニクも今やもう地域ブランドの認定取って、全国で知られるブランドになりました。
つり橋を渡る最中にロープを切られるようなものだと、こういうふうに言って批判をしているわけです。 やはりこういう大きな北海道経済についてのこの打撃を受けるということについて、総理の御感想、どうでしょうか。
そういう面で申し上げますと、長大橋技術の費用を予算化しながら、平成十一年度には公団の中に長大橋技術センターを設置しているところでございますし、こうした体制の充実を図りながら、つり橋ケーブルの防食のための送気乾燥システムとか、鋼ケーソンの電気防食や箱げたの機械塗装システム、こうした技術開発を進めてきて、できるだけ低いコストで適切な管理ができる、こういうような研究を進めてきているところでございます。
台風、要するに風が吹いたときにつり橋というものは揺れやすいものですから、台風安定性というのが一番大きな課題でございまして、その辺でチェックいたしますと、これ全長にわたって歩行者、自転車道、バイク道を造りますと、やはり風の安定上技術的に問題があるという結論が私どもの検討結果では出ております。そういう意味で、なかなか厳しいんじゃないかというふうに私たちは考えております。
○政府参考人(佐藤信秋君) 我が国における海を渡ります現代のつり橋の建設、これは一九六二年に完成しました橋長六百八十メートルの、中央の支間長が三百六十七メーターでございますが、の若戸大橋に始まります。当時、世界最長の中央支間長はゴールデンゲートブリッジの千二百八十メートルでございました。日本はそういう意味では長大橋技術に関しまして欧米諸国に立ち後れていたというのが当時の実態ではございました。
まず、道路局長にお尋ねをいたしますが、日本のつり橋というのは大変長い歴史の中で今日の中央支間長が二千メーターというような技術まで発展をいたしましたが、その技術的な歴史と、そしてまた世界の中でのレベルについて簡単に御説明をお願いします。
具体的にちょっと申し上げますと、一つは、つり橋ではケーブルというのが一番大事といいますか、このケーブルがやられますと、橋、長大橋のつり橋そのものがおかしくなるわけでございますので、このケーブルをやはり長期間もたせなきゃいけないと。そのためにはやはりさびないようにするということが必要でございますので、このケーブルの防食のために乾燥空気を送るというシステムを世界で初めて導入をいたしております。
このため、償還計画におきましては、長期的な維持管理に対応するために、維持補修や点検に要する費用のほかに、耐久性の向上を図るために要する費用や、海外の比較的古いつり橋における事例などを踏まえまして橋梁部材の交換等に必要となる費用も見込んでいるところであります。 また、効率的な管理のために新たな技術開発が必要であります。
御承知のように、明石海峡大橋は世界一のつり橋でありますし、また、生口島から大三島のあの多々羅大橋、これは世界一の斜張橋であります。そして、この中には百五十件を超える特許及び実用新案等が集積されておりまして、大変技術として高度なものであります。
多分、例えば技術開発効果、御案内のように、一九四〇年には大きなつり橋が、風で、つくって四カ月で大きく崩れたという事件があった。そういうような中で、明石海峡をつくるときには、いわゆる風速八十メーター毎秒にも耐えられる仕組み、それを百分の一模型で風洞実験をやったというような、これも本当に世界的な技術がそこに蓄積されている。
例えば、建設中段階におきまして、つり橋の高強度ワイヤの開発であるとか、それから先生御指摘のように、防錆方法であるとかいろいろな装置であるとか、こういう面で実は世界で一番の技術力を持っている、こういうことが言えようかと思います。 アメリカは、先生先ほど御指摘のタコマ・ナローズ橋が落ちましたが、その後、つり橋の技術を開発してやってまいりました。
例えば、明石海峡大橋はセンタースパン千九百九十一メーターでございますが、これは、それ以前のつり橋の世界第一位のセンタースパンが、ハンバー橋という橋梁でございますが、これが一千四百十メーターであったのに対して五百メーターも延伸しているでありますとか、あるいは水深の工事でございますが、ハンバー橋は約十メーター、それ以外の橋梁でも十数メーターのところでの工事でございましたが、明石海峡は五十メーターでございますし
特に、先生がおっしゃった本四公団などは、世界一のつり橋でありますから、その長大橋の建設、管理、この技術というのは世界一と言ってもいいぐらいのものであります。それだけに、そういうものをほかにもっと応用してもらおう、使ってもらおうということで、長大橋をつくるときの業務の受託ですとか、JICAを通じて国外への専門家の派遣ですとか、いろいろなことを今までやってきております。