1950-12-06 第9回国会 参議院 予算委員会 第8号
つまり教育財政の傾向としては、ドツジ・ラインによるところの大きなその後の変更があつた。つまり従来も国庫負担的の、半額国庫負担でありましたが、そういうような方向から逆の、これは地方財政負担の方向に性格を大きく転換しておるという点が大きいのであります。
つまり教育財政の傾向としては、ドツジ・ラインによるところの大きなその後の変更があつた。つまり従来も国庫負担的の、半額国庫負担でありましたが、そういうような方向から逆の、これは地方財政負担の方向に性格を大きく転換しておるという点が大きいのであります。
つまり教育財政が確立していないために、國家或いは地方、或いは直接大衆の負担というものが非常に入り乱れて、そうこに教育の非常な支障を來しておる原因があると思うのであります。そのためにどうしても教育財政を確立して、その予算の責任の所在を明確にしなければならん。そうして國家は今尚我が國の現状より見て、更に國家負担分を増加しなければならない実情にあると私は考えるのであります。