1954-12-09 第20回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号
それから首班指名は、指名される人を一応選挙の形できめることになりますが、それによつて首班に指名される者がきまりますれば、そのきまつたものについて、議決を必要としますので、御異議ございませんかということを議長は問います。これはそれに異議を申し立てるわけに実際行かないわけでございまして、指名される者をきめて、そのものについて議決するということでございますから、異議の余地がございません。
それから首班指名は、指名される人を一応選挙の形できめることになりますが、それによつて首班に指名される者がきまりますれば、そのきまつたものについて、議決を必要としますので、御異議ございませんかということを議長は問います。これはそれに異議を申し立てるわけに実際行かないわけでございまして、指名される者をきめて、そのものについて議決するということでございますから、異議の余地がございません。
○国務大臣(福永健司君) 総選挙後の特別国会が四十日以内に開かれなければならないということからの類推解釈といたしまして、速かとは四十日よりも更に三十日見当というのが、これが合理的な解釈であるという御見解でございますが、そうした御見解もあろうかと存じますが、まあ決して私はこの説がどうこうというわけではございませんけれども、総選挙によりまして、国民の意思が明らかにされ、これによつて首班の指名等を如何にするかということは
何故に少数単独内閣で政権を担当しているかということにつきましては、遡つて首班指名の際のいきさつを申上げる必要があろうかと思いまするが、くどくどしいのでそれは申上げません。(笑声、拍手)ただ、この予算修正はありましたけれども、補正予算編成に際しての政府の基本方針は少しも動かしていないつもりでありますので、その点御了承を願います。
よつて首班に指名されることに御異議ございませんかということを申上げるわけでございます。そういう方式で一つ御了承おき願いたいと思います。
國会の多数に達せざる少数をもつて、一應手続的には吉田氏が多数を獲得したということによつて、首班と決定されたわけであります。従いまして、いわば國会の多数は、吉田氏に対してはこれを信任せず、という意思表示をいたしたと見ることも、また間違いではないと考えるのであります。
○中野(四)委員 これは言うまでもなく憲法六十七條の規定するところによつて、首班の指名を先として、山崎君の辞表の諾否はその後にとりはからわれたいと思います。
こういうことについては大体九日にやればいいのであつて、首班の辞職したということこそ、今晩審議すべき緊急の問題であつて、この問題は石田君の理論を引つこめるとか、ぼくの言うことを引つこめるとかいうことではなくて、緊急なものからやつていく。それから次の問題は九日にできるだけ譲つて、そのとき円満な國会の議事の運営に沿つてやろうということにして、一番急ぐ問題から決定していつたらどうか。
(「毎年やつてもらいたいね」と呼ぶ者あり)本年度これを防ぎ得なかつた政府が、來年またこれを繰返さないと誰が保障し得ましようか、朝に左派斬るべしと言い、夕に歓呼してこれを数に加え、僅か九十二名の第三党を以つて首班を維持せんとする、無力にして不信用な政府に対して、國民が、どうして來年の空手形を信頼し得ましようか。
この國会の多数が、我々の意思ここにありと言つて首班を選挙したものが國民の意向に反するという理由は容易に納得することができないのであります。無論議会が國民の意向を反映しないような場合が起り得ます。社会情勢の変化、時代の変化に伴つて、國会の現有勢力が必ずしも國民多数の意向を反映しないという場合も起り得ます。
(「然り」と呼ぶ者あり)勿論憲法の條章によつて、國会議員の多数によつて首班が指名されるということは当然でありまするけれども、憲法の精神を無視し、國民に対するところの責任を忘れたということについては、見逃すことのできない事実であります。一昨日芦田君はこの壇上において、首班に指名されたということについて感謝の意を表されたのでありまするが、我が参議院は御承知の通り院議を以て吉田総裁を指名しておる。
次に、議長選挙がなぜ遅れたか、こういう質問を私になされたのでありまするが、私は議長選挙が行われました翌日に、諸君によつて首班として指名されたのでありまするから、私が首班として指名せられた以前のことについては、お答えすべき筋合いではなかろうと思うのであります。(拍手) それからその次の問題は、施政方針の演説が非常に遅れたのは、非民主的である、こういうような御意見がありました。