1953-06-20 第16回国会 衆議院 外務委員会 第5号
それはなぜかと申しますと、もう一つ実はここに陳情が参つておりますが、五月の二十五日に香椎線の海ノ中道駅で機関士と機関助手が米兵によつて頭部を殴打されたというような事件がございます。
それはなぜかと申しますと、もう一つ実はここに陳情が参つておりますが、五月の二十五日に香椎線の海ノ中道駅で機関士と機関助手が米兵によつて頭部を殴打されたというような事件がございます。
今度の地震のために頭部全体がつまり胴部から浮き上りまして、これは上下動のためでございましようか、そうして首の表面に目違いを作つて、多少左のほうに傾いて、右側のほうが一部から三分ぐらい開いておりますから、従つて頭部全体が左側に傾いて、そうして左のほうに押したということが言えるわけであります。そうしてその結果私が左側の脚立の上に立ちまして、私は右のほうに押してみたのであります。
武裝警官のこん棒によつて頭部を割られ、内出血で瀕死の近藤亘士君は、東京病院に運ばれ、激痛でほとんど意識を失つていたにかかわらず、また医師は絶対安靜の必要を告げて抗議したにかかわらず、二日午前二時から約三時間の間ゆり起し、かつてな尋問調書をとつて、腕をつかんで無理に捺印をさせておるのであります。近藤君はそのために、遂にむごたらしく死亡したのであります。
五月三十日午後八時頃、例の東京都の公安條例が上程された際、橋本金二君が墜落するとともに、警察官によつて頭部と首と下腹、左腹背部等を蹴られた、これによつて死の結果を生じたという事実があります。これについては未だ調査が迅速に行つていないようであります。