1949-11-26 第6回国会 衆議院 法務委員会 第12号
しかるに裁判所法の施行に伴い、地方裁判の民刑第一審判決に対する控訴は、高等裁判所において審理せらるることとなり従つて靜岡地方裁判所の判決に対する控訴事件は、すべて東京高等裁判所の所管となつたのでありますが、その結果を実際について見るときは、従来県内の各区裁判所の事件に関する控訴が手近かな靜岡地方裁判所において審理せられておつたことと対比して、地理的、時間的並びに経済的の諸点において、被告人及び訴訟当事者等
しかるに裁判所法の施行に伴い、地方裁判の民刑第一審判決に対する控訴は、高等裁判所において審理せらるることとなり従つて靜岡地方裁判所の判決に対する控訴事件は、すべて東京高等裁判所の所管となつたのでありますが、その結果を実際について見るときは、従来県内の各区裁判所の事件に関する控訴が手近かな靜岡地方裁判所において審理せられておつたことと対比して、地理的、時間的並びに経済的の諸点において、被告人及び訴訟当事者等
これはどうも不安だ、むしろ私どもの客観的情勢から見ると、昨年より下まわりまして五千五、六百万石じやないか、いわゆる病虫害あるいは風水害等によつて、米においては一割の減収ではないか、そのほか御承知の通り水害地の早場米あるいは北陸の早場米というものも、地震の関係、また輸送その他の関係から見て、これらを思うように早く輸送することはできないのではないか、こういう観点からすると、しかもまた先般の風水害によつて、靜岡
新聞その他によつて靜岡に砂糖があるということを知つたので、これも一つ詐欺の種になると考えて一つの筋書をつくつたのである。