1954-06-28 第19回国会 衆議院 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第9号
従つて電気事業者の経理内容については他の産業に対しますよりも少くとも通産省としては最も的確につかんでおるつもりでございまして、その間に経理上のあいまいな点というものはないはずであります。従つてわれわれはわれわれの監査に十分信頼しておりますし、また業者の提出された資料につきましても十分な判断能力を持つておると確信いたしておりますので、そういうふうな意味で査定をいたしておるわけであります。
従つて電気事業者の経理内容については他の産業に対しますよりも少くとも通産省としては最も的確につかんでおるつもりでございまして、その間に経理上のあいまいな点というものはないはずであります。従つてわれわれはわれわれの監査に十分信頼しておりますし、また業者の提出された資料につきましても十分な判断能力を持つておると確信いたしておりますので、そういうふうな意味で査定をいたしておるわけであります。
従つて電気事業者の言う一割四分四厘という値上げ率というものは、相当な幅をもつて引下げられる見込みがついておりますが、これが何割何分になるかというところまでは、まだ結論が出ておりませんことを御了承願います。
従つて電気事業者の要求しております料金と、それから決定しました料金というものが違つておりましても、それは特に政策的に査定を加えた、或いはこれを値切つたということでなくして、やはり公正な原価という立場からすればこれが妥当であるという見地から、こういうふうにきめたのでありまして、その間において特に政策的の考慮を払つておらないということは言えると思います。
その監督に従つて電気事業者が適法なる指揮監督をする、その適法なる指揮監督に従つて電気の供給をする、これがいわゆる電気の正常なる供給である、こういうことを申上げておるわけでございます。
○石原幹市郎君 そうしますとこれはちよつと細かいことになるのでありまするが、この第九条に「電気の託送若しくは売買」託送というような字句なども入つておるのでありまするが、まあ託送というとよそから電気を買つてそれを自分の需要地に送るのを、ほかの電力会社の送電線に託送する、こういうようなこともあると思うのでありまするが、そういうような場合には或いは電気を買つてよそへ送るというようなことになつて電気事業者というような
なぜ笑われるかというと、工事用電力の需給が容易であるというけれども、公共事業令によつて電気事業者というものは、何人に対しても電気を拒んではいけないというりつぱな法律がある。従つてどこの電力会社がやろうが、これは東北電力の配電区域なら当然工事用電力というものは供給しなければならない。この点に対して御説明を願います。
従つて電気事業者がこれを如何にも競争相手のように、まあ言葉は非常に悪いですが、これはお許し願いますると、何か現在の電力会社の仇でもあるようにお考えになるのは、これは少し思い過ごしではないだろうか。むしろそれよりも今日分たちも一生懸命に開発しておるが、なお日本の実情から見ると電源の開発は急速を要するから、そういう会社ができて共に手を握り合つて行つてくれるならば結構だ。
更にこの提出された資料によると、二十八年度において見返資金によつて電気事業者に対して三百七十億円の融資をするということになつておりますが、二十七年度の予算審議の際に提出された資料によると、二十七年度から二十八年度に繰込みされる見返資金の量というものは百億であります。
従つて電気事業者はロスの軽減については部内の補修の費用でやるということを考えておりますが、そうではなしに、やはり電源開発として振り向けられた金をそれに相当向けるべきではないか。従つて電気事業者が一期計画で二百四十万キロの開発をする金は受入れ態勢の方に向けて、消極的な電源開発の方に改良資金を相当かけるべきではなかろうか。
従つて電気事業者による電源開発の問題についてはむろんのことでありまするけれども、自家用電気の新設等につきましては、これはむしろ大いに奨励的な見地において、法令を運用せられることが適当ではないかと思うのでありまするが、その点に関する御意見を承りたい。
そのものは旧法令によつて電気事業者として認められて事業を継続いたしておるのでありますが、これは新法令が発布になりましても、何らの手続の更新を要せずして、そのまま継続的に認められるのでありますか、どうでありますか。
ただ賦課金の問題が出ていないだけであつて、電気事業者相互の協定は、すでに第七国会に提案されました法案にはつきりとうたわれております。従つて民間企業体の協定が、特に電気事業だけについて認められろというような趣旨は、これは他の産業に及ぼす影響が非常に重大だと思いますので、団体法の改正その他について、はつきりした御意見をお伺いいたしたいと思うのであります。ひとつその間の事情を御説明願いたいと思います。
従つて電気事業者の供給区域の中で公営の事業を認めました場合に、一般供給については当該電気事業会社の供給区域からできるだけ排除したいという考えが強いのでありまするが、もとより特定供給等についてはこれは成る程度認めて行かなければならんと、まあ御承知のように新電気事業会社が一応供給区域を法律で以て確定されて行く建前になつております。
それから割当と收支計算の関係でありますが、今度の電力料金の改訂に際しまして、先程もちよつと触れましたように、割当量というものはこれ以上使つてはいけないという性質とは多少変つて、割当になりまして電力料金の高い所と安い所の境を決める即ち割当の範囲内においては安い料金で、割当を超過した分については高い料金といつた割当の率になりますので、その割当を或る程度調整するということによつて電気事業者の收入というものはちよつと