1950-12-07 第9回国会 参議院 法務委員会 第5号 ○伊藤修君 それに関連しまして、最高裁判所のほうでは何か通牒か、或いは指令ですか、規則でしたか、全国の裁判所に向つて集中審理の指令を出しておるようでありますが、いわゆる集中審理というものは机上の考え方としては成るほど首肯されるのでありまするが、これを実際の面において行なつた場合において、或る特定の事件のみ集中審理が行われ、他の事件がその後に入れられて行くという結果を生ずる。 伊藤修