1954-12-20 第21回国会 参議院 本会議 第3号
又、日本から帝国石油の者がビルマに行つておるが、石油事業はこの協定との連関があるのか」という質問に対しまして、「ビルマの福祉国家建設計画、いわゆるビダウダ計画は約十五億ドルの資金によつて開発計画を実行せんとするものであつて、そのうち五億ドルは外貨を必要とする趣であり、従つて我が方の賠償と経済協力による計二億五千万ドルはこの計画の実施に極めて役立つ次第である。
又、日本から帝国石油の者がビルマに行つておるが、石油事業はこの協定との連関があるのか」という質問に対しまして、「ビルマの福祉国家建設計画、いわゆるビダウダ計画は約十五億ドルの資金によつて開発計画を実行せんとするものであつて、そのうち五億ドルは外貨を必要とする趣であり、従つて我が方の賠償と経済協力による計二億五千万ドルはこの計画の実施に極めて役立つ次第である。
○河野謙三君 時間もございませんから、私は実はかようなことを申上げるのは、一つの事例ですが、過日北海道へ行つて開発計画等をいろいろ私は私なりに調べて見た。ところが北海道の開発と言いましても、北海道は四百五十万の人口で人口が殖えない、従つて賃金は東京並みに労務者が一日六百円、五百円しておる、電気はほかよりも高い。
やはりこれは出しつぱなしということでなくて、これはいわゆるポンプの迎え水であつて、会社が自己資金なりもしくは国家の融資なりを受けて、そうして国家援助の足らざる分をみずからの補いによつて開発計画をやれということが、当時の要請である。
そこで総合開発のうちの特定地域だけをとつて開発計画を見てみましても、たとえば従来公共事業費の関係として計算せられましたところだけでも、二十八年度以降十箇年計画で完成するということを目途にいたしました場合におきましても、年平均六百億円以上になる見込みでございまするので、ただいま申しましたようにそれ以外の現在の電源開発でありますとか、国鉄の建設でありますとか、国有林野寺につきましても、これに相当する経費
琵琶湖につきましては、これは御承知のように将来の計画もありますので、現地調査によらず、一応その資料によつて開発計画をいたすことにしておりまして、必要に応じて現地に調査所を設けるということにしております。それから吉野川につきましては、十二月一日に池田市に調査所を設げまして、これは実地調査をやるということになつております。
尚その上に、北海道のこの開発計画の審議機関即ち北海道開発審議会のメンバーといたしまして北海道の知事及び北海道議会の議長の参加を予定しておる、従つて開発計画に関して関係地方公共団体の意見を十分に容れ得る途を聞いておるということを申しておるのであります。