1954-12-06 第20回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
こういうようなことで、私は、このいわば基金事情というものは永久に問題の点となつて行くのでありまして、今にしてこれを何とか処理するとか、何とか解決するの制度なり方針を樹立しないと、結局は勘定合つて銭足らずということになるのじやないかと思います。
こういうようなことで、私は、このいわば基金事情というものは永久に問題の点となつて行くのでありまして、今にしてこれを何とか処理するとか、何とか解決するの制度なり方針を樹立しないと、結局は勘定合つて銭足らずということになるのじやないかと思います。
いろいろ書いてありますが、用は先ほど申しました通り、企業の経営がしつかりしておる、ただ勘定合つて銭足らずだ、運転資金その他の借入れによる部分が大半であつて、自己資金がないために、借入金の返済々々に追われておる、売上金から借入金を返すというようなことで、長期性を持つて二、三年で利益から償却すべきような運転資金を、短期の形で借りておる、そういうことは経営が非常に不安定になるのではないか、ですから二、三年
逆に今お話のような、業況もしつかりしているんだ、先の見通しもいいんだ、ただこの際勘定合つて銭足らず、金の手詰まりのためにみすみす休業あるいは倒産というような危険に陥るというような向きがだんだんふえて参りましたので、公庫といたしましても、さような見通しのしつかりした中小企業の振興のために長期運転資金も積極的に貸し出そうじやないか、こういうような考えを持つているのでございます。
勘定合つて銭足らずという現象が各業種に相当程度行渡つておるというように思われるのであります。デフレの影響が相当流通段階に現われたのでありまするが、最近はメーカー段階に及んで参りました。メーカー在庫の増大を告げるものが相当あります。
地方公共団体から、この金庫を非常に援助、支援する意味で、五億以上の金が預金、預託をされておるという御報告を伺つたのでありますが、私どもの承知いたしまするところによりますと、最近ことに年末に押し迫りまして、越年資金の問題とかベース・アップ等によりまして、中小企業もしくは零細企業の場合には、おおむね勘定合つて銭足らずという、実際上の金繰りでかなり困難をきわめ、そのために雇い主と労働者の間に話合いがまとまりましても
勘定合つて銭足らずの状態で殆んど金融機関にお世話になつておるので、一応計算面においては自己資本で引受けられても、そのしわが金融機関に行くのではないか。
勘定合つて銭足らずということが実情だと思います。いわゆる現金はないのであります。どこの企業を見ましても、まず銀行その他の金融機関から借入金がないという企業はまことに少いと考えられます。すなわち借金があるのでありますから、これを一部濫費することは、借金をして濫費しているということも言えるのです。
勘定合つて銭足らずと申しますか、一応債権としてありますけれども、或いは物権としてありますが、それが換価できないという状態にあるということか明らかになりまして、現在の状態ですぐ金にしろと言つても金にならないと、こういうことになつたわけでございます。
おそらくこういう問題がこのままで置かれまするならば、あるいは今年のインフレの進行過程におきましては、何らかの措置を講ずる必要上、結局帳面合つて銭足らずでもつて、あるいは補正予算その他の問題が起るのではないか、かように考えますので、そういう点をお願い申し上げる次第であります。
勘定あつて銭足らずという言葉がありまするが、皆どこの事業会社もこの税金を收めるときになると皆銀行へ金を貸してくれ貸してくれで殺到しておるのが事実であります。これは殆んどあらゆる会社かそういうような状況になつておるのであります。
大体生産会社は、失礼ですが、銀行と違いまして、勘定足つて銭足らずであります。利益は何百万円と計上したが、金を出すとなると出せぬのが生産工場であります。それで現金は出せないのであります。そういうわけで、どうしても更生会社につきましては、三箇年間くらいの最高期限を設けて、その間に一年半でこの繰越損金を取返してしまえばそれでいい。
名義は立つても、かえつて多くなるやもわからないのでありまして、その辺の計算がしつかりとできていないで、会計検査院が新しい手数料の基準率を承認なさるということは、そろばん合つて銭足らず、角をためて牛を殺すような結果にも立ち至ると思うので、その辺の明確なる算定なくしては、あとの率の引上げを承認するわけに行かぬのであります。
しかし何分にも今の経済情勢から申しますと、勘定合つて銭足らずという場合も多いのでありまして、私は一割、一割五分は何でもないとは申しませんが、実情がやはり調査が不十分であつたり、金詰まりであつたり、あるいはまた不心得者といつては悪うございますが、ほかへ流用しようという者もないことはないのであります、好んでではありません、いやではございまするが、一割程度の分はやむを得ないのじやないか、しかしこれは行く行
それは昨年度の末において価格は上つたが検査が厳重になつてしまつた、検査が厳重になつたために皆格下げになつてしまつて等外品が沢山できて、実際の農家の收入は勘定合つて銭足らずという言葉がある通り、形式だけは整つたが勘定して見たところが農家の收入が割合少かつた。待つていましたといつて税務署はそれだけ米の値段の値上りに対して所得を上げられて算定してしまつた。
かてて加えて、機械工業の特殊性から起る價格改訂の時間的ずれの影響によりまして、いわゆる勘定合“つて銭が足りないという状態を機械関係においては特に如実に示しておるわけでございます。
動き方全体を國際的な正常な水準に持つて行つて、その水準の下で生産増強なり、日本の経済の自立を図つて行くんだというような意味合のもんだと考えるのでございますが、大ざつぱに見ますと、來年の経済につきましてはアメリカの援助も相当あるであろうし、それから日本の國内的な原因からも生産の増強も或る程度軌道に乘りかけておるような、そう先の見透しも暗いわけでもないのですが、今までの動き方自体というものでは、勘定合つて銭
又もう一つは若しそういうことになりますというと、いわゆる勘定合つて銭足らずということになりますわけで、去年と同じように來年の年末にかけましては、まあ去年はそうでなかつたが、今度は本当に非常な大変な赤字が出るということになるのではないかと思うのであります。
勘定合つて銭足らない豫算であります。その足らない銭は不換紙幣で埋める豫算であります。本年度内においてさえ再び大々的な追加が必要となることはその当然の結果であります。こういう豫算を健全豫算と呼ぶことはなによりも大さい間違いであります。
實は昭和十四年以降今日までの實績を、ちよつと調べてみますと、掛金が少くて出す方が多いということで、通俗的にいえば勘定合つて銭たらずの共濟事業になつておるのが實績でございます。その不足は八千萬圓以上に上つておるということを聞いておるのであります。
○八木委員 第一點のいわゆる勘定合つて銭足らずの情勢は私が心配した以上に一應の計數を伺いますと心配なのでありますが、長期契約のうちに何とか決濟がつくという程度の計畫ではまことに不安なものであります。