1952-12-24 第15回国会 衆議院 通商産業委員会 第15号
そういう点から申しますと、ただいま申しましたように、市販用の金の範囲を拡大して、それによつて金鉱山の採算を救うという方法、あるいはわずかではありますが、政府としてはなるべく犠牲を払つて、金の現送料とかその他の手数料とか、いろいろなものが見込まれておりましたが、そういうようなものについては、なるべく政府自体でまかなうという方向で極力解決をいたしたい。
そういう点から申しますと、ただいま申しましたように、市販用の金の範囲を拡大して、それによつて金鉱山の採算を救うという方法、あるいはわずかではありますが、政府としてはなるべく犠牲を払つて、金の現送料とかその他の手数料とか、いろいろなものが見込まれておりましたが、そういうようなものについては、なるべく政府自体でまかなうという方向で極力解決をいたしたい。
その後銀については国際市場の関係で九千七百円に引上げられましたけれども、一昨年の六月の朝鮮動乱以降、物価の暴騰と金価格の釘付けというものよつて金鉱山を一層混乱に陷れておるわけでございます。
從つて金鉱山の再開開発のために、選鉱製錬所の設備は勿論、特に探鉱費の大幅國家補償がなされて然るべきであると考えるものでありますが、産金政策について如何なる見通しと用意があるか。この点稻垣商工大臣の御所見をお伺いしたいのであります。 以上四つの点について質問いたしたのでありますが、私が総理大臣並びに関係各大臣に質問いたしました点について明快な御答弁をお願いいたします。