1954-03-16 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第22号
今度緊縮財政をつくつて、金融統制の相談もして、そして日本の経済、貿易の問題について政府は重大な決心をしておるというのです。そして日本の国民生活、平和産業に対しては重大な打撃を与えるであろう政策を立てておる。そのときに外国銀行の検査もできておらぬし、外国銀行の報告が日本銀行の為替業務の報告と違つておる。
今度緊縮財政をつくつて、金融統制の相談もして、そして日本の経済、貿易の問題について政府は重大な決心をしておるというのです。そして日本の国民生活、平和産業に対しては重大な打撃を与えるであろう政策を立てておる。そのときに外国銀行の検査もできておらぬし、外国銀行の報告が日本銀行の為替業務の報告と違つておる。
一に原始産業に対する国民の要望を達せんとするかしないかというあなた方のお考えによつて、日本の経済というものは正しくまわつて行くと思うのであり、それをせんがために大蔵大臣は、みずからのやつているドツジの線によつて金融統制をしなければならないはめを打破すべく、開発銀行というものをつくつたのであります。私の質問することは、この基本的な原理をあなた方はお忘れになつているのではないかということであります。