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30件の議事録が該当しました。

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1960-04-19 第34回国会 参議院 商工委員会 第23号

栗山良夫君 そうすると、大臣のただいまの気持というか、感じというか、頭に描いていらっしゃるところでは、そういう工合にわれわれは理解しておりますが、もし事志と違つて重油がうんと下がる、これは私は下がるという見通しをいつか述べたことがありますが、今より重油は大へん値段が下がるだろう、関税政策は別でございます。

栗山良夫

1954-11-09 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第12号

というのは、この委員会でもしばしば指摘されたところであつて、重油転換を政府がかなり熱心に奨励された、方においては今武内さんからお答えがありましたように、四千八百万トンという数字を示してこの増産をせえ、片方はさようにやつてつて片方は今度は重油を使え、こういう朝令暮改式なその場限りの政策をやるが故に、ここで両方とも頭打ちと、こういうことなつて来た。

天田勝正

1954-11-09 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第12号

ただ転換しろと言われたつて、重油を使つたほうがカロリーの点から言うても確かに有利ではあるのです。ところが石炭を使つて重油に変えるということになりますと、カロリーとテンプリチヤー、つまり温度の活用という問題になつて来る。で、その点については政府がどういう手を打つておられるか、そのいわゆる技術指導ですね、それはどういうふうな態度でおられるか、そいつを私は承わりたい。

海野三朗

1954-10-15 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第13号

先ほど新海会長が、現状並びにわれわれ経営者としての要請を詳しく申し述べましたので重複を避けますが、本委員会におきまして、国内作業打開方途先生方によりまして決定していただくとするならば、まず三十年度の目標を明らかにしていただき、次いでは三十一年度を明らかにしていただいて、現在の国内産業をこれ以上つぶさない、失業者をつくらないために、思い切つて重油をぶつ切つてもらう以外にはないと思うのであります。

武内礼蔵

1954-08-14 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第64号

しかしそれから推して行つて、重油の問題なんですが、四千八百万トン掘れるかどうかは別として、それなら重油がよけい入つて来ているかというと、入つて来ておりません。今その上規正して行くことになれば、石炭はもつと掘らなければならぬことになる。もつと掘ることになると、価格は必然的に高くなつて行くことになる。私はそこがあなたに聞きたいのであつて石炭をよけい掘れば価格がよけい高くなるんだということなんです。

長谷川四郎

1954-08-03 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第4号

そういう観点から、企業の強弱によつて重油割当というものを大きく私はフアクターとして考えるということに置換えて見たいと思いますけれども、依然として過去の実績は非常に大きなフアクターになつて、その企業が儲かつていようがいまいが、こういうものはフアクターに入れないのだ、一番いい例は砂糖です、こういう点についてどういうようにお考えですか。この二点だけ伺いたい。

河野謙三

1954-05-28 第19回国会 衆議院 労働委員会 第28号

つて参りましたあとで、需給バランスをとることが先決であるということで、かねがね問題になつて重油問題について再検討をいたしたのでありますが、上期については、現実相当抑制になるわけであります。これが先日も新聞に出まして、大阪市場あたりでは相当な反響を呼んでおります。現実にまた炭価の値くずれの点も、一応ストップして、買手の方にも若干買気が出て来たというような状況であります。

佐久洋

1954-05-28 第19回国会 衆議院 労働委員会 第28号

一応今日まで決定されましたのは、二十九年度で自然に放置しておきますれば六百五十万キロリツターないし六百八十万キロリツター程度需要が必要であろう、それを外貨のきゆうくつな面からも考えまして、外貨割当は二十八年度と同じ五百三十七万キロリツターに押えて、それからさらに行政指導によつて重油消費抑制して行こう、こういうところまではさまつたわけであります。

佐久洋

1954-05-27 第19回国会 参議院 労働委員会 第26号

これは政府がその施策として、二十七年度から二十八年度に一挙に倍近くの重油を入れて、そうして重油政策をとられたのであるから、その政策によつて重油を使用された方々或いは重油を使われた方々が非常に私は不平を言われるのはこれは当然だと思うんです。併しそうしたのはこれは政府責任でありまして、ところが需要者考えてみる場合に、需要者から考えれば、誰だつてそれは安い使いいいのを使いたいのは当然であります。

阿具根登

1954-05-24 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第54号

川上政府委員 谷川先生がおつしやいますように、石油というのは国際的に非常に不安であるから、国内のたとえば鉄鋼でありますとか、あるいは電力でありますとか、そういうような重点産業につきましては、石炭を原則として使うべきであつて、重油を使うべきではないというようなお考えにつきましては、非常にごもつともな点が私はあると考えられるのであります。

川上為治

1954-05-20 第19回国会 参議院 労働委員会 第24号

つて重油というもの占める役割が非常に大きく響いておるということは通産大臣も認められると思うのです。この重油をどうするかという問題、それとそれを考えながら石炭需給の安定というものをどういう工合にしてとるかということ。これをはつきり先ず最初にきめられない限りはあらゆる計画は立たないと思う。

栗山良夫

1954-05-20 第19回国会 参議院 労働委員会 第24号

その二十八年度の重油輸入額から或いは重油需要量から考えてみて、どうしてもこれは駄目だとするならば、四千六百万トンから四千七百万トンか、或いは……、そういう点をはつきり一つ大臣のほうで指示してもらつて、それによつて重油を規制して行かなければできないと思う。二十七年度までは重油は使つておらない。

阿具根登

1954-05-20 第19回国会 参議院 労働委員会 第24号

それで数字は二、三日中に発表するとおつしやいましたので、それによつて重油削減かたはつきりわかると思いますが、私たちが今まで新聞その他で見たところでは、非常に重油関係の方の御意見も強いようでありまして、そうして五百三十七万キロ・リッターから減らすということは非常に困難な情勢にあるというようなことを新聞等で見ておりますが、これにつきましても、やはり通産大臣としては断固たる処置で去年の例にならうのではないのだというお

阿具根登

1954-05-17 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第40号

西田隆男君 総括的な説明はそれでわからんことはないのですけれども、六月以降重油消費量が三十六万キロリッター程度になるというお話、そうしますと三十六万キロリッターなつたうちに農業、水産、或いはディーゼル・エンジンを使つているというふうに重油でなければどうしてもいけないという産業の使う量はどれぐらいこれに予定しているか、それからそのほかに石炭を使つて重油と代えてもよろしい産業、或いは電力、セメント

西田隆男

1954-05-11 第19回国会 参議院 労働委員会 第21号

その報告書にも私書いておきましたが、そういう消極的な生産抑制という方法がいずれも成功の見込はないとすれば、積極的に需要を増して需給バランスをとるという方法しかない、それには思いきつて重油消費抑制をやらなくちやいかん、こういう結論でございます。これは大臣に報告いたしましたあとで、それじや幾ら減らすかという数字が実はきまつておらんのであります。

佐久洋

1954-05-11 第19回国会 参議院 労働委員会 第21号

例えば今あなたのおつしやつたように、今の対策が即恒久的な対策であつて、重油を百万キロ・リットル減らす以外には道はないのだ、こうおつしやるならこれを阻害しておるのは何であるか、どうすればいいか、これはわかつておるけれども実現できない障害はどこに横わつておるのか。そうしませんと、又先ほど言いましたように、半年も先になつたならばより以上な深刻な状態が炭鉱に来ることは当然であります。

阿具根登

1954-03-30 第19回国会 参議院 予算委員会 第23号

ところが重油は御承知のように大部分が輸入品でございまして、手持の外貨がだんだん減つて来る、従つて重油の手当なりが非常に困つて来た。ここで又元に帰つて石炭を使う、或いは電力だというふうになつて参つたのであります。今後我が国におきまして何にエネルギー源を求めたらいいかということは、外貨事情とも睨み合してみまして、もう総合燃料政策をここではつきり立てなければならない段階であると思うのであります。

三浦義男

1954-03-25 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第23号

石油関税につきましては重油とか、原油、それらについては無税にしておるのでありますが、これは国内石炭、そういうものと睨み合して、この無税にしておられるということは甚だ私どもが了解に苦しむところなのでありますが、年一年と延期して来られた、それは国内産業と睨み合せたあれでありましようか、どういうふうにお考えになつて重油、原油、粗油については関税を今まで延ばしておられるか、又ほかのほうに比べて関税が割合安

海野三朗

1954-03-19 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号

なお、燃料の各産業原価構成に占める比率はきわめて区々であり、従つて重油によるコスト切下げの効果も業種により、企業により千差万別でありますが、これら各企業に直接的にもたらされる個別的な利益のみによつて石油有利性経済性を判断することはきわめて不十分であり、かつ正当な判断を誤らしめるものであります。

寺尾進

1954-03-19 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号

ところが現在は、先ほどお話があつたそれじやないかと思うのですが、原油重油と同じくらいの値段になつて、重油が一ドル八十五セントくらいになつているのです。それで六十八セントくらいの重油を輸入したときは非常に安く売れたのですね。今は一ドル八十五セントになつていて、四、五百円高いということになる。それもありますが、今のアラビアの重油値段が不合理に上つているということですね。

出光佐三

1954-03-18 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第5号

これは特殊の例でございまして、清水港にある清水の発電所でありますが、戦災で痛みましたのを復旧いたしまする機会に、思い切つて、あそこの特殊事情でもつて石炭が非常に入りにくいし、割高にありますし、あそこは製油所があります関係で、思い切つて重油専焼の設備をいたしております。現状におきましてはそういうような形で重油が併用されておるのであります。

平井寛一郎

1954-02-27 第19回国会 衆議院 水産委員会 第13号

その理由はどこにあるか、どういう理由によつて、重油が年々ふえておるにもかかわらず——需要が増すと同時に、在庫も不足になつておるという理由はどこにあるか、石炭との関係であろうと思う。しかして今日重油を使つておる工場が、またぞろ石炭と切りかえなければならないというような議論が出ておる。一体政府経済に対する基本的政策というものをどう考えておるか。

松田鐵藏

1954-02-12 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第8号

併しながら日本で生産されて余つておる石炭で間に合う産業企業が、便利だからということで外貨を使つて重油を輸入するというようなことを通産行政の面で認めるというか、悪い言葉で言つたら放任する、そういう立場をおとりになると、なかなかあなたの基本方針の御説明でおつしやつておるようなことは実行が不可能になる。これも鉱山局長に聞くと、行政指導で何とかやりたいと言う。

西田隆男

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