1954-05-13 第19回国会 参議院 農林委員会 第34号
そこで仮にこれを六月一日からおやりになつて配給辞退が相当出たということになつたら、これはおやめになるかどうか、当然おやめにならなければ困ることです。おやめになりますか。やめないでやはり相当米を無駄にしても何かそのまま続けてやられるか、そこの点をやめるか、やめないかだけ一つお尋ねをいたします。
そこで仮にこれを六月一日からおやりになつて配給辞退が相当出たということになつたら、これはおやめになるかどうか、当然おやめにならなければ困ることです。おやめになりますか。やめないでやはり相当米を無駄にしても何かそのまま続けてやられるか、そこの点をやめるか、やめないかだけ一つお尋ねをいたします。
その米を買つて食つて配給辞退ということになるんです。それはならんという具体的なその証拠なり、確信がなければ、これは全く無駄な政策だ、こういうことになる。私はなるだろうと思うじやこれは駄目だと思う。私は外米とか、内地米をうまいとか、まずいとかいうことを言つてるんじやない。これをやれば必ず配給辞退が起きて、そうしてこれは周囲の米を買つて食う、そうすれば闇米の値段が高くなつて東京に来る米も又少くなる。
このほかに外米等は若干配給辞退があるのでありますが、これは都市における高所得者等において若干外米がきらわれることによつて配給辞退をしておるというのが実態である。こういうふうに考えております。
それをなぜ聞くかと言えば、この春の議会において、河野君とかあるいは小笠原さんとかが中心になつて、配給辞退になつたところのとうもろこしを配給したのです。それが食糧庁から出て大阪にも来たのです。ところが農民のふところには入つておらないし、しかも金を納めたにもかかわらず、いまだにとうもろこしの現物はもらつておらないと不平を聞くのです。
從つて配給辞退が若しあるならば、これに加算されるわけであります。それでその配給辞退の数量がどのくらいあるかという予想であります。