1953-03-05 第15回国会 参議院 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号
従つて適材を適所に得られぬ悩み、いい質の人たちを採用するということも困難であつたのでございます。これは各管区とも共通の悩みだつたろうと存じます。
従つて適材を適所に得られぬ悩み、いい質の人たちを採用するということも困難であつたのでございます。これは各管区とも共通の悩みだつたろうと存じます。
併しながら、それは又門戸を挾くするゆえんであつて、適材であらせられるならばどういう部門からでもお入り願うということが当然の原則だろうと思います。それで御承知のように、委員会の関係の設置法の五條で、委員長及び委員は、人格が高潔であつて、団体の規則に関し公正な判断をすることができる人、これは国会の両議院のちやんと御認定を得て任命するわけであります。
たとえばある人が上海の総領事あるいは香港の総領事として、そこに長いことおつて、非常に適任であつたにかかわらず、上海の総領事だと勅任官までしか行けない、香港の総領事だと勅任二等までしか行けないというので、せつかくその人が長くおつて適材であるにかかわらず、その人を上げるために、よその官職に移さなければならぬというようなことがあつた。
坑木につきましては、炭鉱側と坑木を生産する山元とが緊密に一体になつて、適材を取るごとにしますと、非常に原単位が下つて来ることは、今更申すまでもないのでありますが、例えば三寸で済むところに四寸の木が要る、或いは又七尺でよろしいところに九尺の木が要るというふうなことで、鼻切り材がたくさん出たり、或いは曲りの木材が入つたために、それが坑木適材にならずに、徒らに長屋の建築のほうに廻つたり、中には薪にされておるものもある
処によつて適材を挙げられて行くことについて私は何も言うことはない。言を左右にしていろいろ新聞の発表することと違つた説明をなされるからますます迷宮に入つて、どうも盡くるところを知らんということになる。でありますから、私はその点について通産大臣は全責任を持つて自分の所見を以てやつたんであるという一言で以てこの問題は打切れる筈じやないか。
或いは官吏登用の規則よつて適材を吸收することが得なかつた。或いは会計規則の煩雑な手数によつて能率を阻害したりするような政治上、行政上の制約を可なり受けておつた。併しながらそうかといつてこれをすべて純粋の民間企業に移すのには、民間の事業というものが利潤追求を本旨とする企業でありますから、どうもそれに移すのは不合理である。
私は今大臣の述べられました実態把握によつて適材、適時、適切に資材、資金を導入して、相当増産を企図するのだということが、何ら國管法案を俟たずに、こういう鉱業法とか、重要鉱物増産法によつて十分目的を達せられるし、且つ又これがなくても当然國家が優先的に資金、資材を他の企業を犠牲にしても、これを行なつておる以上はなすべき義務があると思うのであります。これについて大臣の御答弁をお願いしたいと思います。
從つて適材適所の人たちが各府縣からセレクトされまして構成されたるその委員會が――これは諮問をすると申しまするけれども、實質においては決定をいたすべき力のある委員會であります。またその委員會の決定されたることは尊重しなければなりません。そういうわけで、事實上決定をすると見てよろしい。