1954-12-17 第21回国会 参議院 運輸委員会 第2号
従いまして運輸省当局といたしましては、最近漸く十一月九日と覚えておりますが、運転者の疲労防止ということについて、苛酷な労働条件によつて運転をさしてはならないという指示を発しました。
従いまして運輸省当局といたしましては、最近漸く十一月九日と覚えておりますが、運転者の疲労防止ということについて、苛酷な労働条件によつて運転をさしてはならないという指示を発しました。
これは矛盾しておると思いますが、こういうことも言えると思いますが、課長さんあなたの頭の動き方如何によつて運転手が非常な影響を受けますが、もう一遍一つお考えを伺いたいと思います。その点どうですか。今の取締りの強化ということと、事故原因を探究するという点について。
従つて運転手の待遇が意のごとくならないとか、車両の整備が完全にできないとか、或いは事故の補償制の確立が困難だとか、そういうことがこれはもう起きて来る。現に起きておると思います。それは特に小業者に多いと思います。その一つの例が、賃金の固定給のごときにおいても、又年末給与においても或いは退職金制度、そういう面においても小業者にはなかなかそういうことが計画的に実施されていないと思います。
改善するにはどうすればよいかというようなことにあると存じまするが、交通事故と申しますと、大別しまして、自動車で申せば自動車と通行者との関係の事故、それから自動車自体の事故というふうに大別できると思いますが、そのうち通行者との関係の事故については、これは従来とも乗合自動車としましては乗客をあずかつておる関係もありまして、速度をそうむやみに出してもおりませんし、又運転手といたしましても万全の注意を払つて運転
観光バスのほうにおきますると二日も三日も連続で一両について一人が運転する関係上、二日乃至は三日間に亙つて運転をしているというような状態が出ております。そういう関係でどうしても睡眠不足その他の関係から、特にこの観光バスの点については労働条件或いは給与面について改善を図つてもらわなければ、安眠その他の問題から事故発生の原因になるのではないか、こういう工合に考えられておるわけであります。
そうして何でもかんでもやつて、人間のやつはあとから雇つて来て、これだけ働いて来い、いやなら辞めてくれと、これでもつて運転手さんが長時間無理している、スピード違反もやらなければならん。場合によつては手錠もはめられなければ喰つて行けない。こういう悲惨な状態が現在の運転手さんの状態だと思います。あなた、さつき盛んにおつしやつたが、それは経営の問題で、運転手さんはちやんと走つておる。
そういう何らの……白紙になつている場合ならば……これは丁度日本の鉄道の運転手が政府の命令によつて運転をやつた、そして命ぜられるところの石炭を焚いてやつたところが、その石炭が非常に悪質であり、何かして、町の木を枯らした。これは合法的な運転行為であります。
この自動車事故に対して、あなたは先ほどから有責であるとかないとかいうことを言われているが、仮に運転士が酒に酔つばらつて運転したと仮定して、そうであつたとしても、これはやはり国鉄が責任を持たなければならぬ、旅客輸送の責任、又交通機関としても当然の責任です。更に強いて言うならば過剰乗車をさしている。これは車掌の責任であるかも知れない。或いは監督者の責任である。
その沈没の様子は、大体お手元に上げてあります資料に書いてあるような要素がいろいろ錯綜いたしまして沈没したのでございますが、大体船尾から大波が浸入し、貨車甲板が浸水して除々に水が機関室に入つて運転不能になつたというような状況、あるいは貨車緊締具が切れて貨車が転覆するという状況で船体が横転したというような現象を呈しているように見受けられます。
それでそのときにたまたまその光子さんの長男が発言したときも、どうも運転士が代つて運転したらしいと言つたら、何を言うか、そんなことを言うと、運転士に殴られるぞというような暴言を吐いている次第であります。 最後に申上げますことは、経営電車区の足立金治という男が私の所へ参りまして、昨日もこの一つ先に事故があつてかなわん、こんなにちよいちよい事故があつてはかなわないという、こういう発言なんです。
従つて運転士が注意することは勿論でありますが、その安全に要する設備なり或いは措置なりというものは、これはその電鉄株式会社自身が注意しなければならん、総合的に注意しなければならん。従つてそういうようなことから私は通行人の責任だという一つの思想があるとするならば、これは轢かれた者が悪いんだ。ところが通行人というものは誰だつても設備がなかつても、注意するなといつても自分の命が惜しいから注意します。
また法規を遵守したと申しますけれども、われわれが定めております電車の速度なり自動車の速度も法規の範囲内で、しかも現地の実情に応じて、実行し得るものを示しておりまして、それによつて運転することが正常な運営でございます。
○原田参考人 われわれといたしましては、法規の範囲内で札幌地方の事情に応じた標準の速度を定めて、それによつて運転するということをきめまして、それを従業員に徹底せしめて運営をさせております。
そういうものを、現実に法律の趣旨を生かして行つて、運転手諸君の非常に因つている現状をめんどうを見てやろうとするには、やはり公安委員会の手があつて、そういう事務処理ができるという組織にしておかないと、組織が小さくて事務処理ができないから取上げないという行き方は、民主警察の行き方としてはいい行き方はないと思う。その点は十分考慮しておいてもらいたいのであります。
これが俗にいわゆる仮ナンバーによつて運転いたしております。この仮ナンバーの取扱いにつきましては、昨年来各税関におきまして、警視庁その他の警察当局の応援を求めまして、随時街路におきまして仮ナンバーの自動車の取締りを実施いたしました。
ただ何も仕事をせずに機械だけ買つて休んでいるものもこういう法律によつて金を借りて行くということは、借りて行くという例と、どんどん機械が動いておつて、金融の道を開いて行く例との比較になつて参りますると、これは田中さんの御質問の趣旨にあるように、どんどん機械が動いて仕事をこなしてそうしてなお且つこういう法律によつて運転資金が非常に容易に手に廻り得るほうが私たちが希望するところであります。
この半面は、経済上の窮迫ということが大きな原因になつておつて、運転手諸君も収入にならぬから働く、また経営者の方もそれのしりをひつぱたかなければ経営がやつて行けないということで、それが悪循環になつて来ておるのが大きな原因であります。今言つたように、営業車の増加が非常にはなはだしいために、熟練運転手の増加がこれに追いつかない。東京の例で申しますと、車両数が一・五箇年で五二%の増を示しております。
それからぼくは運転手に騒ぐなと言つて運転手をとめて、飯を食つてから出て行つた。そうして運転手と乗つて行こうとしたときに待て、とこう来てそれから本署に行こう、こう言うのです。
従つて運転規程を常に守れ守れと言つておきながら、こういうときになると運転規程を守らせない、こういうことに対して非常に大きな怒りを発しました。その結果、やはりわれわれはこの列車には車掌を乗せなければならぬ筋のものである。しかも列車の安全ということから言つても、この列車には、具体的に申しますと、馬を積んで人夫が乗つておつたという車もあつたわけであります。
従つて、それらから来る要員不足によつて運転休止が行われた。しかもこれを裏づけるがごとく、十二月の二十四日であつたと記憶いたしておりますが、あなた方は人員不足一名を補充をされている、こういう説明があつたわけでありますが、これもずつと私どもがお聞きいたしますと、何ら両名に対するところの処分の理由にならない。あなた方自体が、人の足らないということを認められて補充をされている。
事実上の現実の姿といたしましては、たとえば駅長、助役の異動というふうなときには、必ずしも終戦後になつて運転考査を受けた人ばかりとは限りません。
従つて運転士自体が危険だ、あるいは障害を防止するという立場から適宜の措置をとれるということもきめられているわけであります。従つて、当然この場合において遅れたという現象ができたのに、これらに与えられているところの大きな委任権というものを無視して、そうして現象にとらわれて、公労法十七条という問題だけででつち上げるということは、はなはだ不都合千万な話である、かように考えているわけであります。
まず吉田茂夫氏の方は、一つは十一月の二十日に鳳の電車区において、阪和線の第六二三〇及び条六二三一電車の乗務員の常務を妨害いたしまして、同電車を当直助役によつて運転するのやむなきに至らしめ、また同じ日に第六二三二及び第六二三三電車の乗務員を威嚇して、その乗務を妨害し、同電車を運転休止するのやむなきに至らしめた事実がございます。
この問題あたりを一つ取上げても、今あなた方の説明を聞いておりますと、運転休止をした、そういう報告だけあなたの方へ行つて、運転休止をさしたのは、たとえばだれでありましたか、この男だ、これを首切つちまえ、こういうようにしか報告を受けておらない、そういうふうにしか私たちにはとれません。なぜ運転休止になつたのであるかという点を、少しも検討しておらないように受取れるわけです。
そこで私はだんだん調べて行くと、大体三億の流動資金が動いているのですから、この七億三千六百三十六万五千円と流動資金の三億、合計十億三千六百三十六万五千円のこの金は、一体どこから出て来るかというと、今局長がはつきり認めたように、四十五日間の差異、これでもつて運転しておるわけです。
ただしかしそれは貸借対照表の問題で、従つて運転資金その他がどこから出て来たか、あるいは建物の固定資産に見合うものはどこから出て来たかということになりますと、これは公社が過去において自分の事業をやつております収益で、自己資金でやつたというものもあるかと思いますが、現状におきましてそれに見合うものといたしまして、ただいまお話のように、現在一箇月遅れと申しますか、一箇月後に精算して払うということによつてつじつまが
これはなお補足して申上げますが、先ほどのその危険のために許可によつて抑える、それから新らしい商品、或いは新らしい例えば機械にしましても、新らしい機械ができますとやはり送つて運転して見なければおかりませんというようなことになりますと、やはり委託でやるよりしようがありません。
特にこの交通運輸関係は、ほかの産業と違つて、人間の問題、人の問題というものをやはり重点的に考えなければ事故の問題も、或いは能率の問題も、一切これは骨抜きになつてしまう、従つてこの事故の原因、先ほども局長はいろいろこの統計数字をお話になりましたが、整備による事故は減つて、運転者によるところの事故が非常に多くなつて来たということは、考えようによつては非常に重要な問題であつて、その原因は私はこの賃金或いは
ただこれは前国会でしたか、問題になりまして、地方行政のほうでもお叱りを受けたわけでありますが、免状を取上げることはけしからんと言われますが、そういう場合によく運転手は私はちよつと駅へ行つてすぐ帰つて来るから、これを預けると言つて、運転免許証を巡査に渡したりなにかして、それじやそうするかというようなことをやつておることもございます。
むしろその処罰を受けることによつて運転免許証の停止あるいは取消しというような、行政的な別の面の影響を及ぼし、あるいはただもにその処分をされるということが、大きな刑罰価値を伴つて来ることが多いと思う。そういたしますと、直接の処罰はむしろある程度行政罰にまかせてしまう。
非常に儲かる、非常に温存されておるから、なお更車があればまだ儲かるから欲しがるのであつて、運転規則の道路交通取締法といいますか、そういうものの規則を破るのは、もうおおむねタクシーなんです。そういうものを、それでもまだ更に非常に割のよい仕事になつておるから、これは物が余るとか足らんとかいうのは、それに利益が伴うか伴わないかということなんです。
それからその次に基金勘定というのがございまして、勿論保険でございますから長期のバランスをとつておりますが、年々のバランスが年々限りではとれない、従つて運転資金が要るわけでございまして、その関係で積立てたものが二十五億ございます。これはイロハのハでございます。基金勘定というのがございまして、二十五億の運転資金を持つておるわけでございます。これを充てる。