1954-02-12 第19回国会 参議院 農林委員会 第7号
これが基準であるから、従つて農林行政としてもこの線に沿うのが当り前じやないか、こう言えば一番話がわかると思う。
これが基準であるから、従つて農林行政としてもこの線に沿うのが当り前じやないか、こう言えば一番話がわかると思う。
しかも農林当局は、あなた方が本気になつて農林行政を拡充してりつぱにやつて行こうと考えて任命した政府の官吏を、そういつたでたらめな方法で、まだ何もきまらぬうちから整理をするなんということはとんでもないことだ。しかもあなた方が、自分の部下としてかわいがつてどんどんやつていた者を、そういつた不合理な理由のもとに切つてしまう。
この問題は、日本農政を見る上におきましてきわめて重大な問題であつて、農林行政を担当せられる大臣としても、きわめて大きな問題であられると思うのでありますが、これに対する今後の日本農村のあり方として、どういつたようなお考えをお持ちになつておるか、まずお聞きしておきたいと思います。
その通りでありまして、それでは今の民自党が内閣を取つて農林行政をおやりになつてから、こういう氣持の上で少しでも変化が出て來ておるか、農民の上に少しでも割当が軽くなつて來ておるか。
從つてこれによつて農林行政というものは円滑に行くのだ、こういう農林大臣のお考えで、こういうものを出されたと私は思うのですが、農林省にとつて農林行政の一番根幹をなすところのこの設置法を、内閣委員会にまわされたという理由を承りたいということと、それからもう一つは、これによつていわゆる森農政なるものが十分やつて行けるお考えだと私は思うのですが、そういうお考えで、これによつてやるならば、今日の農林行政というものは
言葉が惡いかも知れませんけれども、行政される立場からよく考えて行政しなければならない、いわゆる農業生産者の氣持になつて農林行政を行なつて貰いたいということを下僚にも依頼し、私もその氣持でやつて行きたいと、かように考えているわけであります。