1954-03-26 第19回国会 参議院 農林委員会 第20号
例えば同じ肥料で過燐酸であつても、過燐酸が今加工貿易の対象になつて輸出工業だという以上は、過燐酸の各会社からそれぞれこれこれこういうふうな原価計算において、これこれこういう利点があるから加工貿易として過燐酸工業を政府は面倒みてもらいたい、そういうものが出なきやならんはずです。出ておるはずです。
例えば同じ肥料で過燐酸であつても、過燐酸が今加工貿易の対象になつて輸出工業だという以上は、過燐酸の各会社からそれぞれこれこれこういうふうな原価計算において、これこれこういう利点があるから加工貿易として過燐酸工業を政府は面倒みてもらいたい、そういうものが出なきやならんはずです。出ておるはずです。
従いましてその大部分を輸入にまち、そうして幸いに戰災を受けたとはいうものの、国内に温存されている工業設備、これに技術、労力等をプラスすることによつて輸出工業が成り立つのでございますが、この根本をなす最も重大な輸入対策、ただいま次官の御説明の中にもそれが強調してございますが、こういう抽象的なことだけでなく、もう少し詳細に通産省としては輸入対策をどう考えているか、これをまず最初に伺いたいと思います。