1952-01-25 第13回国会 参議院 本会議 第6号
非生産的な再軍備関係諸経費は、講和インフレ的な要因とこそなれ、平和的な産業構造の基盤をいささかでも拡大させるものではないのみならず、軍事的な産業の保護育成のために、平和産業は却つて資金難に悩み、又インフレ抑圧の手段として、日銀は平和産業に対する資金の融通を一層圧迫せざるを得ない結果となるでありましよう。
非生産的な再軍備関係諸経費は、講和インフレ的な要因とこそなれ、平和的な産業構造の基盤をいささかでも拡大させるものではないのみならず、軍事的な産業の保護育成のために、平和産業は却つて資金難に悩み、又インフレ抑圧の手段として、日銀は平和産業に対する資金の融通を一層圧迫せざるを得ない結果となるでありましよう。
そこで使用者側もストライキをやめた以上は交渉に入ろうというわけで八月の三日に団体交渉に入つたわけでございますが、その結果は退職手当の具体的な金額について組合側と使用者側との調停が成立ちませんところへ、実は組合側から長期ストライキによつて資金難に陥つておる関係上夏季手当をもらいたい、退職手当のことはあと廻しにしても夏季手当をもらいたいという要求をいたしました関係上、これが又問題を紛糾しまして、使用者側