1954-12-21 第21回国会 衆議院 予算委員会 第1号
その場合に、せつかく鳩山さんが内閣をつくりながら、何箇月目には暫定予算を組んだというような不始末なことになつて、財界から非常な強い批判を受け、国内から強い批判を受けるようなことになることは目に見えていると思う。経済界のことを顧慮せずに政治をやるものじやない。そういうときのことを考慮せられて——私は解散を恐れるわけではもちろんない。
その場合に、せつかく鳩山さんが内閣をつくりながら、何箇月目には暫定予算を組んだというような不始末なことになつて、財界から非常な強い批判を受け、国内から強い批判を受けるようなことになることは目に見えていると思う。経済界のことを顧慮せずに政治をやるものじやない。そういうときのことを考慮せられて——私は解散を恐れるわけではもちろんない。
私の一番聞かんとしておるところは、日銀総裁更迭問題をめぐつて財界、金融界及び一般の国民は、何かここに大きな政治的意図が漂うておるような印象を強く受けておるのです。このことを早く払拭しませんと、中央機関たる日銀の機能の円満な運営の上にいろいろ支障を来しはせぬかと、こう私は考える。
従つて財界は財産税、所得税、法人税等の合法的な減額を政府に強力に要請しておるのであります。政府はこれに対して税制改正の諸法案を通過せしめ、消費税等の間接税に転嫁せしめているのであります。この傾向は、現政府の続く限りいよいよ露骨となるでありましよう。この入場税法案もまぎれもなくその一環であります。
○河野(一)委員 そういうふうに今ごろになつて簡単にあなたは申されるけれども、総理大臣の官邸を使つて財界の名士を集めて、館を食わして、寄付をしてくれとだれが頼んだのか。そういうことはかつてにやつてもよろしいものですか。
顧問になつて、財界から金を集めているじやないか。こんな金を集めてこういうつまらぬことをやつて、一体何をしようというのです。しかもこの前書きに書いてある文章は、一体だれがこんなものを書いたのですか。私がこの文章で気に入らぬことは、自分たちだけが保安隊の強化団体だ——これはわれわれ社会党の諸君とは立場が違いますから、保安隊もしくは自衛隊に対する主張が違うことはあります。
法案に明記しておりますように、過剰生産であつて物資の需給が非常にアンバランスになつて、そのためにその業界において非常な危険が出て来、同時にその業界がばたばた倒れることによつて、ほかの事業にもいろいろな影響を及ぼして、甚だしくなれば、大正九年の財界パニックというものが出て来はせんかということも非常に心配になりますので、そういう需給上のアンバランスができたときに不況カルテルを作りまして、一時抑えて行つて、財界
少くとも各企業者が皆個々別々に自分自身の企業が、安定しておるということが望ましいことであつて、その安定に来ていないときに、生産過剰とか何とかいうことによつて財界に思わぬ危機をもたらすというような場合には、臨時的にやはりカルテルを作つてその危機を救うということが例外的に認められて欲しいということでこの法案ができたわけでございまして、その意味におきまして、若しそのいわゆる一時的の生産過剰、需給のアンバランス
のために需給の基礎を危く下るというような、こういうことが出、はいけないから、臨時的に不況カルテルというものを認めて、その危機を救おう、こういう場合でございますから、飽くまでも独禁法の趣旨は十分通産省としても尊重してやらして行き、併しながら若しも財界を危機に陥れるこいうことがあつてはならないから、臨時的にそういうカルテルを認めて行こう、併しその必要がなくなつたらすぐこれを解消して、やはり独禁法の趣旨によつて財界
総理大臣も折角政局の安定を望んでおられて、保守連携によつて政局は乗り切つて財界の安定を見て行こう、こういうお気持を持つておられるのでありますから、改進党が折角自分のほうの重大な政策としてそういう主張を似つて了解をしておるものを、又三派の相談においてもそういうふうにきまつたというふうに我々も了解しておるのでございますので、そこはよく一つ政府内部においてその気持をお酌みとりの上御決定頂きませんと折角総理
政界は安定しないし、従つて財界も安定しないというときに、今私が行くがいいか悪いかという内政上の関係もありますから、私においては、今のところは何とも考えておりません。将来必要があれば、喜んで参ります。必要がないのに出かけることもありません。
何となれば、今日最も急を要するものは、政界の安定であり、従つて財界の安定でありますから、政府としてはあえて原案に固執はいたしません。もし理由のある、もつともと考えられる修正があるならば、これに対しては十分耳を傾けて研究をいたします。
こういうふしだらな経済の再建方式が、わが日本の財界人をして、今日カルテルを必要とするまでに追い込んだのであつて、財界人かもしカルテルが今日必要とするならば、その罪は財界人みずからのわがままと政府の無政策なる放任経済の結果といわなければならないのであります。
この直接調達によつて財界が如何に困つたかということを御存じないと思うのですよ。それは日本の商習慣が無視されておるのです。いろんな点で無視されておるのです。それを御存じないのです。私は時間がございませんから詳しくは申しませんが、更に又これによつて日本の労働法規がPD工場の労働者に適用されない。いわゆる軍令解雇が行われておる。これでどうして独立国の労働者であると言えますか。
その日暮しではないか、従つて財界はまことに気迷いの状態であつて計画を立てることもできない、こういう状態の嘆きを私どもは逐一目の前に見ております。従つてこういう問題に対しては一体どうお考えになるのか。やはり今まで通りの自由競争主義、非常に手放しの野放しの自由、主義、これでいいのかどうか。
○堀末治君 大臣並びに局長のお話でわかりましたが、今大臣のお言葉の中に、財界がだんだん悪くなつて財界の見通しがつかない、こういうお説でございますが、これは私も財界の見通しはそう見えました、講和條約成立後は決してよくならないということは予想しておりましたけれども果してそうであります。而もいわゆる不景気がかくも早く来るとは恐らく御想像にならなかつたのではないかと私どもはこう考えます。
本案については、去る三月十五日に提案理由の説明を聽取して審議に入り、二十日に質疑をいたしましたが、従来投資計画の一部でなければ投資できなかつたものが、投資計画がなくとも投資し得ることに改正したために、好ましからぬ外国人の株式取得によつて財界を撹乱されるおそれがないかとの質問に対し、政府は、かかるおそれがないよう十分に注意しており、外国人の取得株式の配当金で送金を将来予想されるものは毎年四万ドル程度の
本年の状態において、本年度の政府の拠出によつてですら、政府の有効需要が非常に減退を来して、これによつて財界に非常に大きなシヨツクを受けたことを考えますと、明年においては、デフレはさらにはなはだしいものがあるのではないか、こう私は予想いたします。
○西川昌夫君 これは政策論になりますが、いわゆるドツジ・ラインで非常にこの春以来強行されまして、インフレは非常に喰止まつて目的を達し過ぎて、デフレになつて財界は困つているようなんですが、あれに盛られた何は先程もお話があつたようですが、輸出振興によつて日本を自立させるということは、インフレを收束するという以上に、あの中に盛られておるのですが、あれを強行すると同時に、日本政府として、輸出振興に今いろいろお
それによつて財界の方の希望もふえるわけでありますから、この点について長官からじきじき將來の見通しを伺いたいと思う次第であります。
これは一般に知られているところでは、特別に私は名前をあげることをはばかりたいと思いますけれども、たとえば前の三井の池田成彬、こういうような人が、今やはり財界において実際的、潜在的、支配的な力をもつておつて、財界人があそこを訪問して、いろいろな意見を聽くというようなことも実は傳えられておると思いますが、こういうような事実があるかどうかということが一つ。
從つて財界に影響が大きいかどうかということは協定した時にわかつておる。そんなことをかれこれ今日議会において言う必要はない。ゆえに五月以降の利拂を本予算に入れるか入れないかということをお答えになればよろしい。入れるとお答えになつても入れないとお答えになつても、そんなことは今この場合に私の関することではありません。ただ私の関するところは、三派協定というものの上に、この内閣が立つておる。
そういう意味におきまして、私は先ほど申し上げました通りに、滯納を極力徴收するとともに、政府の支拂うべき正當な金は支拂つて、それによつて財界の運行に不自然な結果をもたらさないようにしていただきたいと思うのであります。