1955-12-07 第23回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
だからこれはほんとうにつじつまを合せた財政上の一つのやりくりであつて、財源というものにはならぬということなんです。その点をもう少しはつきりしておいていただきたい。
だからこれはほんとうにつじつまを合せた財政上の一つのやりくりであつて、財源というものにはならぬということなんです。その点をもう少しはつきりしておいていただきたい。
従つて財源措置の点から申しますと、義務教育職員についてだけそういうようなことをやらなければ、財源措置、財源措置と言つてはおかしいのですが、資金措置はないのでございますけれども、その他のものは、一般職員につきましては、財源措置はもとより、資金の手当も全部行つているわけなんでございます。
さればこそ従つて財源補填措置というものは特別に考えないと、こういうふうに申上げた次第であります。
で、この補正予算は、財源として百五十三億円の節約によつて、二十九年度当初予算の節約によつて財源を賄つております。併しながら財政法第二十九条第二項によれば、予算が成立したのちにおいてその予算を変更するときには修正予算を作成して国会に提出することができるとなつております。
従つて六億程度の起債の充当率を引上げましたので、これによつて財源振りかえをしたらいいではないかという議論で、私どもは従来そういう措置をとつたのでございます。五大都市の要求としては、どうしてもできなければ、地方財政法の十六条に基くところの奨励的補助金を出してもらいたい、こういう要求でございますが、これはちよつと筋が違うのではないか、こういう談論を従来いたしております。
併しまあ、そうだとすれば非常に遺憾なことであつて、財源がないという当面の二十九年度の予算なら予算の規模の中でのベース・アツプということは、これは確かにどうも予想されておらないことですから、予算上は困難かも知れない。
只今大蔵省と折衝しております段階では、取りあえずどの程度出すかということで、全体の一兆円の枠に見合つて財源の許す範囲ということで、大体四、六ぐらいには行くんではなかろうかと考えております。 それから第二点の老朽校合につきまして、義務教育以外に高等学校まで改築をするという点につきましては、お話の通り六億六千万の改築に要する経費を要求しております。
一番普通に考えますのは二つの方法で、一つは税金によつて財源を求める。一つは公債によつて財源を求める。こういう方法でございますが、現財税金を殖やすということは到底考えられません。私ども政策としては減税ということいたして来ておりますので、この線は堅持したいと考えております。
それから財源の問題でございますが、いろいろ税の方で多少自然増収があると思いますから、こういう災害もあつたことでありますから、できる限り各方面の御要望に沿つて財源を求めて、補正予算を組む場合にはこれを国会へ提出したいと思つております。その時期等については、まだ臨時国会の見通しもつかないわけでありますから、はつきり申し上げかねますが、補正はやらなければならないと思つております。
そういう関係で、食管の中を先ず可能な限り洗い出して、それによつて財源を賄う、なおそれで足りない分は、若し理窟がつくならば、輸入食糧補給金ということで繰入れてもらう、それでも理窟がつかないというときには項を設けて、補正予算を組むという態勢で繰入れる、そういうふうに筋道としては考え、且つ主張したわけでございます。
従つてこれを何んらかの方法によつて財源を見出さなければならん、その財源の見出し方につきましてはいろいろ考え方がございます。これは理想的に言えば保険の原則から言えば好ましくないことかも知りませんけれども、或いはこれは一部負担というようなことを行うということも一つの方法ではないか、一部負担の取り方につきましてもいろいろな方法が考えられます。
この関係から生じまする府県と市町村の財源の按配、国と府県の財源の按配、これは交付税法によりまして、従来の平衡交付金制度と同じような趣旨の財源の調整によつて、財源の裏付が大蔵省及び地方自治庁においてなされるのでございます。大まかに申上げますと、以上の通りであります。
そして人事院で認められた級別定数で、引上げた定数でやれば四億くらいの財源は出るのだというようなことで、恐らく私は郵政省のほうは人事院の指令に基いた級別定数の改訂によつて財源は出るのだというふうに解釈していたのじやないか。ところが予算のほうで見ますと、人事院では指令を出して、そうしてそれについて現在も郵政省では行なつているわけです。
業績手当のうちに特別調整手当で、今不均衡になつている三億円は、業績手当で経費の節減等によつて財源を出せば、それは支給できるんだというような見込で重大だということを言われた。能率の向上は無論そうなんです。経費の流用というようなことになつて来る。又経費の節約です。
だから二百六十二条は、運用上は平衡交付金でもよろしいし、委託費でもよろしいと、非常に財政上必要な措置でございますから、或いは抽象的にもつと申しますれば、まあ地方税法の改正によつて財源を見てやるというような方法も可能な非常に幅の広い規定でございます。
従つて実際には、二%以上の交付税の増額は認められないことになり、交付税を按分によつて財源不足額より減額する結果になるわけでありますから、これでは地方財政の実情に即した調整措置は不可能であります。
第四に、交付税の総額が、財源不足額等二%以内の過不足のある場合は特別交付税で調整し穴埋めをすることになつておるのでありますが、二%を超えるときは、却つて基準財政需要額を調整して辻褄を合わせることにしておりますから、実際上は二%以上の交付税の総額は認めないことになり、交付税を按分によつて財源不足額より減額するということになるわけであります。
更に、是正の問題は別途考慮すべきであつて、以上述べましたような地方税として最も適切な性格を持つている入場税を国に取上げるということによつて財源の偏在是正なり或いは地方財政需要の調整をなすべきではない、こういう点から反対をするものであります。
従つて財源と何らの見合いなしに地方の金を使おうが、どこの金を使おうが、第二条というのは誰が金を出すかそんなことはかまわない、ただ計画が実施されればいいのだというのじやない。
これによつて財源その他の計算をいたして、正確なものにいたしたいという考えでございます。都道府県の助成につきましては、文部省としても都道府県が助成して補助をしてくれますように依願をいたしておりますが、昨年中においてはごくわずかな助成の確定がありましただけで、現在のところ補助がはつきりいたしましたものはまだわずかでございます。
併しそれは他の都市に比較して非常にその割合が多いと思われる所がそういうような傾向が特に強いわけでございまして、そういうようなことによつて財源が或る程度均衡化せられ、且つ安定せられたものが各都市を通じて配分せられるという場合は、これは地方財政というものはやはりそう何といいますか振幅が、非常にでこぼこが年々生ずるものではなくて、又団体間におきましても、やはり同じような仕事をやつて行くわけでございますから
○秋山長造君 この場合にこの五大都市或いは五大都市に準ずるようないわゆる富裕団体ですね、そういう所は少少こういう方法で、まあ大体公平に見て或る程度余裕があるわけですから、こういう方法によつて財源を若干吸い上げられるということも止むを得ないことと思います。又それによつてこうむる犠牲というものも大して心配するほどのこともない。
○加瀬完君 人口八千という町村を私が例に取りましたのは、とにかくこの委員会で町村合併の最低標準人口というものを八千に一応押えたわけでありまするから、この八千程度の町村がどういうふうにこれによつて財源が強化されるかということが、やはり一つの税制を改正して行く上の問題になるはずだ、そういう立場で申上げたのであります。
従つて財源の乏しい方面に対しては国が面倒をみてやつたならば、おのおの団体が十分な施設とか、そういう方面に個性を発揮して、文化の方面でも、交通の方面でも、お互いに伸びて行くところの途がはつきりして来るのじやないか。