1954-10-27 第19回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第8号
併し若し圧縮するとすれば、結局財政計画の上で圧縮を考えられるのは国からして地方に負担の出て来る原因を起さない、起しておるものを縮めるということになると思うのでありまして私どもも増税は好ましいとは思いませんし、従つて財政措置ができないならば、例えば公共事業費を国の分を減らして、従つてそれに伴う地方負担を減額する、又いろいろな補助金、負担金というようなものもそれと同じ考え方で整理をして行くというような方向
併し若し圧縮するとすれば、結局財政計画の上で圧縮を考えられるのは国からして地方に負担の出て来る原因を起さない、起しておるものを縮めるということになると思うのでありまして私どもも増税は好ましいとは思いませんし、従つて財政措置ができないならば、例えば公共事業費を国の分を減らして、従つてそれに伴う地方負担を減額する、又いろいろな補助金、負担金というようなものもそれと同じ考え方で整理をして行くというような方向
もしも農林省あるいは他の関係各省が、はつきりこういう施策をとらなければ、今度の凶作は救えない、こういう線が出ますならば、大蔵省において財政上のさまざまな困難がありましようとも、この困難を克服して、そういう主管の官庁の方針に従つて、財政措置をとられるような御決意があるかないか、その点をお伺いしたいのであります。
○国務大臣(塚田十一郎君) 勿論協力をいたしますし、私といたしましては、本当にこの地方財政の赤字の実態というものが確定的なものとして、今後の財政の見通しも含めて措置すべき形が出て参りますならば、それに併せて今のこの資金面に何とかできるという見通しが出て参りますならば、むしろ国会の審議を私のはうからも促進するようにお願いをして、そうして法律を一方で作つて頂く、その線に沿つて財政措置をする、こういうように
これに対して斧鉞を加えることができないということは、何らかそこに私は一つの圧力、そういうものによつて財政措置がいたされておる、こういう疑念を抱かざるを得ないのですが、これはやる気なら必ずできるのです。開銀などに対しては、そういう厖大なものを持つておるのですから、どうでしよう、そういうことに対して一つ計画を改めてする考えはないか。
○大石(ヨ)委員 それから、たびたび門司さんがお聞きになりましたので、私はすこぶる簡単にお聞きしたいと思いますが、二十七年度地方財政の赤字を何十億円程度と見積つて財政措置を考えておられるのか。政府としては財源措置をどういうふうに今後考えていらつしやいますか。その点をお聞きしたい。
それはもしこの平衡交付金法によつて財政措置を国家が講じたにかかわらず、地方である程度の規模の行政を行わなかつた場合には、平衡交付金の操作によりまして監督ができるというようなことを考えておりましたので、そういう意味においては申し上げたかと存じます。
国家公務員である教育公務員は、御指摘のように数から申しまして非常に少いことは事実でございますが、さような実際の状況を、一方において見つつ、やはり基準となりますところの法例等を基礎にいたしましたものと比較いたしまして、先般来申し上げましたような三百四十九円高いという数字が出て来たわけでございまして、これは他の地方公務員の調査と同じような方式でやはり調査をいたし、それによつて共通の調査方法の結果と見合つて財政措置
そうしてこの案に従つて財政措置に関し、大蔵省当局と折衝し、かつ各自の党に諮つた上、その結果に基いて結論を出すことといたしまして、それぞれ善後策を講じた上、真劍に検討いたしたのでありまするが、結局自由党は新たに修正案と附帶決議案を提出することとなり、改進党、日本社会党、日本社会党第二十三控室及び日本共産党は自由党とは別個に、むしろ第一次案に近い修正案を共同提出することとなり、遂に全会一致の結論を得るに
しかしながら知事諸公がいろいろ申しますのには、七十万人の公務員に対して七万五千人の抜き検査では納得行かない、もう少し徹底的によく調べてもらいたい、われわれも協力するから、こういうことで、知事会議におきまして私は、文部省、大蔵省、地方自治庁並びに地方財政委員会から専門の事務官を出しまして、そうして給与のほんとうに的確な一致した状態を急速に調べて、そうしてその調べた結果によつて財政措置をしよう、こういう
そこでまずお尋ねいたしたいのでありますが、この法律によつて財政措置としてはまず補助金を与えるという点、減価償却を認めるという点、それから個人に対しては減価償却を経費として落すという点、地方税について免税の処置をする点、こういうようなことが見られると思うのであります。
大体町長さんあたりに聞いて見ますると、自治体警察があることは問題ではない、自治体警察があることによつて、財政措置が問題である、こういうことをまあ申しておるわけです。従いましてこの問題につきましては、小笠原君がくどく尋ねた上に、私が又くどく聞いておるのですけれども、本当の政府の肚はどうなんですか。
従つて財政措置は然るべくそれに順応してやるべきものと心得ております。
警察予備隊令によつて財政的な緊急の措置をお出しになつたのでありますが、これに対してはむしろ非常に重要な問題であるから、特に普通ポツダム政令によるものと違つて財政措置だという意味において、これは国会の財政審議に付して然るべきものであるからして臨時国会の召集をすべきであつたにかかわらず、それをやらなかつたのは不都合であり、国会の財政審議権を無視するものじやないかという御質問をいたしたのでありますが、それに
以上がこの法律案の趣旨並びに内容でありますが、この法律案が成立いたしますれば、政府といたしましては、これによつて財政措置を講ずべき拘束を受けますし、都道府県市町村といたしましては、所要経費について保障せられることになりまして、選挙の円滑適正な執行が図られるさ存ずるのであります。何とぞ愼重御審議頂きたいと存ずる次第であります。